列島ニュース (松江局 昼のニュース)
島根県は、キャベツなどを食い荒らす害虫「ケブカニセノメイガ」が県内で初めて確認されたと発表。島根県病害虫防除所によると、去年9月、県西部で露地栽培しているキャベツの葉の裏に、うろこ状の卵が見つかった。農林水産省の神戸植物防疫所で調べたところ、ケブカニセノメイガと確認。これまで、国内では沖縄県や静岡県、兵庫県などで見つかっていたが、島根県で確認されたのは初めて。ケブカニセノメイガは、ウリ科やキク科の野菜も食い荒らすことがある。国内ではケブカニセノメイガに対して使用が認められている薬剤はなく、県病害虫防除所は見つけた場合は株を抜いて処分するよう呼びかけている。