クマ被害 過去最多ペース “適正な管理”を追求

2025年10月1日放送 15:25 - 15:28 NHK総合
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兵庫県のクマ対策の拠点・森林動物研究センター。対策の中心となっているのは兵庫県立大学・横山真弓教授。岡山・鳥取との県境、京都との県境、2つの生息地のクマを管理。15年以上前から取り組んできたのが、罠に掛かったクマにGPS付きの首輪などをつけ、行動や数を把握すること。「山の中だけにクマがいてくれていると思われがちだが動き回っている。その中で学習をしていって『ここいいぞ』となると定着してしまう」と指摘。県では人里に出てくるクマを減らすために独自の管理計画を定めている。400頭未満の場合は絶滅リスクが高いため殺処分せず。400~800頭未満は状況に応じて県がクマの捕獲を行う。800頭以上の場合のみ一般の狩猟も解禁。県が捕獲する場合は人里近くの罠を使用。さらに捕獲したクマは研究員が解剖。メスは卵巣の状態を確認し、繁殖状況の推定に活用。横山教授は「行政と研究者の連携ということを専門的に取り組む体制が必要」と話した。


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