news zero (スポーツニュース)
大相撲、横綱照ノ富士が現役引退を発表した。度重なるけがに苦しみながらも不屈の精神で戦い抜いた12年。会見では激しい相撲人生だったと振り返った。照ノ富士は2場所連続の全休から再起を目指した今回の初場所では2勝2敗と振るわずその翌日から休場を発表していた。幕内優勝10回523勝を記録した照ノ富士の相撲人生は波乱に満ちたものだった。初土俵を踏んだのは今から14年前、19歳の時。順調に白星を積み重ねると初土俵から4年、平成生まれとして初の大関に。しかし、その後度重なるけがから休場が続き2017年に大関から陥落。更にその翌年には糖尿病を発症。大関としては史上初めて7つ段を落とした。持病と闘いながらも勝ち星を重ね、着実に段位を上げると2021年、3年半越しに大関に返り咲きた。初土俵から10年。第73代、横綱へと昇進した。これからは親方として後進の育成に努める。
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