NHKニュース7 (ニュース)
コメの価格高騰からこれまでに3回行われた入札の対象は令和5年産と6年度米だった。今月からの随意契約の対象は古古米と呼ばれる令和4年産と古古古米と呼ばれる令和3年度米だった。令和4年産米は大手小売業者の申請が相次いで上限に達し、きょうから販売が行われた。令和3年産米はあすから申請の受け付けが開始される予定となっている。PRのため令和4年産と令和3年度米を試食した小泉農相はどれも美味しく食べられるなどと話した。備蓄米について専門家は、新米よりも水分量が少ないため多めの水で炊くのが良いかもしれない、また高温で酸化が進み味が悪くなるため冷蔵庫で保管することが重要などと話した。農林水産省はあすから始まる令和3年度の備蓄米の購入の受付に関する事業者向けの説明会を行った。ただ説明を聞いていたコメの販売店などからは受け入れ能力を超えていて見捨てられた、古いコメが受け入れられるか不安があるため申請を迷っているなどの声が聞かれた。備蓄米について小泉農相は、味や品質などについて指摘があることも事実だが世間のアイデアに期待したいなどと述べた。