TBS NEWS (ニュース)
記録的な猛暑と水不足でコメ作りの現場に深刻な影響が出ている。鳥取県大山町では最も水が必要な出穂期だが、水を引いてくるため池も水量が10分の1程度に減少している。宮城県大崎市の鳴子ダムでは今週に入り貯水率が0%になった。31年ぶりとのことで、本来使う予定のない最低水位以下の水を放流している。新潟県上越市でもダムの貯水率が下がり一部の市民に節水が呼びかけられた。市内各地の無料の給水スポットには多くの人たちの姿が。農水省は対策本部を設置、農業現場に節水の働きかけを指示したほか、川などから水を引くためのポンプの経費補助事業の活用を促した。