ニュースウオッチ9 (ニュース)
赤澤経済再生相は交渉について、スコーピングが重要だとした。先週の閣僚交渉でアメリカ側は関心を持つ農産物としてコメ、肉、じゃがいもなど列挙し、今後は米農産物の輸入拡大が焦点の一つになるとみられる。全国知事会の代表が江藤農相と会談し、日米交渉では農林水産業などに及ぼす影響を十分に勘案し、国内生産への悪影響を防ぐ対策を講じることなどを要望した。赤澤経済再生相は全体として日本の国益を損ねない形での合意を目指すとしている。加藤財務相はベッセント財務長官と24日に会談を行う予定で、会見で為替分野に関して日米間で緊密に連携する考えを示した。石破首相はアメリカの駐日大使のジョージ・グラス氏と面会し、日米経済協力などについて意見交換した。