羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
南魚沼市では本格的な田植えがスタート。ひらくの里ファーム代表の青木さんは2017年に法人化し規模拡大を図っている。東京ドーム約9個分の田んぼを保有しコシヒカリなどを生産している。青木さんは主食用のコメを増産したいというが「思うように確保できていない」と話した。新潟県など19道県は主食用のコメについて増産の意向を示している。去年8月青木さんが生産したコメの価格が決定し、下旬コメ不足で販売価格が高騰した。価格が決定していたため生産者は値上がりの恩恵を受けられていない。専業コメ農家の関さんは現在約90haの田んぼでコメを生産している。関さんによると平成の米騒動を上回る現象が現在起きている。今年3月頃から新米を買い取りたいという問い合わせがすでに5件ほどある。関さんのコメ卸売価格は去年は平均2083円で販売していたが今年はすでに2500円超で交渉している。関さんは後継者がいなくなった田んぼを去年購入した。一方で耕作放棄地にせざるを得ない場所もある。面積が小さく圃場条件が悪くイノシシなどの獣害もある。