news every. (ニュース)
旅行は期間が長くなる分”お財布”に響くのがホテル代である。1室あたりのホテル代単価は去年8月に1万7000円に達すると、その後もほぼ1万5000円代で推移した。また今年の夏は去年以上に高騰すると見込まれている。日本のホテル代高騰に頭を悩ませるのは外国人観光客にとっても同じで”インバウンド”で値上がりしている背景もありそうである。「JR東日本びゅうトラベル」が提供する電車とホテルがセットになったパッケージブランでは群馬県の対象ホテルが5000円引きで、ほか最大1万円引きになるクーポンを配布していた。またコンビニが始めたのは駐車場を活用した”車中泊”であった。ローソンはきょうから千葉県内の6店舗で車中泊を受け入れる実証実験をスタートした。さらに旅先で働きながら観光を楽しめるサービスもあった。四万温泉の旅館では先月から働いている片倉さんは働きながら湯治をしたいということが叶うと知り、「おてつたび」という働き手と旅館のマッチングサービスを利用した。宿泊場所が提供されたり施設が使用可能なのも魅力の1つとなっていた。今は50代以上の利用者が増加していて、この3年余りで3倍以上に伸びているという。2か月働く予定という片倉さんだが募集によっては1泊2日から参加できる募集もあるとのこと。雇用する側も中高年雇用のメリットを感じていて、経験値の部分は20代前半より多いため接客は柔軟に対応していただけるという。約3時間で午前の仕事を終えた片倉さんは1回家に帰って無料で入れる温泉に入ってまた夕方の仕事に来るという。また休日も温泉街周辺で余暇を楽しんでいるという。