サンデーモーニング スポーツご意見番 喝!あっぱれ!
仙台育英が甲子園出場を決めた。吉川投手の母がバレーをしていた先輩だという大友愛さん。吉川投手の父は当時の監督。両親は、平常心を保つように息子に声をかけているとのこと。母は世界のリベロと呼ばれた選手だ。甲子園ではいろいろな暑さ対策がとられている。神戸市の最高気温は、1週間の平均で34.9度。20年前の8月平均は31.5度だった。3度以上高くなっている。2部制になった。一番暑い時間帯には試合は行わず、ナイター設備を利用することになった。観客も一旦外に出ることになる。5回終了時にはクーリングタイムになる。8分間、体を冷やすという。主催者側がドリンクを用意する。広島の広陵高校は、黒の帽子を白に変更した。ユニホームも白に。南北海道の北海高等学校も変更。審判の帽子も白に。タイブレーク制は10回から採用される。9回制から7回制にする案も出てきた。ドームや涼しい地域で試合を行うという案も出ている。秋開催案も出ている。かつては水を飲むなという根性論が当たり前だった。上原さんは、もっとクーリングタイムを入れてもいいという。甲子園以外の場所に移すをいう考えは、野球関係者の間にはないとのこと。夏休み、春休みでやることになるので、秋という考えも難しいだとのこと。スポーツと気候変動は大きな問題となっている。東京オリンピックの男子マラソンは、3割の選手が暑さで棄権した。気候変動でスポーツができなくなっていることに対して、政府も高野連も、大人がやらなければいけないことだ。スポーツは誰のためにあるのか。金管楽器でやけどするブラスバンドの生徒たちもいる。仲間を大事に考えるしつらえを大人が考えるしかないだろうと谷口さんがいう。