NHKニュース おはよう日本 (特集)
隙間時間を活用した新しい働き方、スポットワークについて。いわゆるアルバイトとは何が違うのだろうか。別名、スキマバイトとも呼ばれているくらい短時間労働という意味では同じなのだが、スマートフォンのアプリで好きな仕事を探して1時間から働ける。しかも給与は銀行振り込みで最短即日支払われる。手軽さの面で飛躍的に進化している。どれぐらい利用者、いるのだろうか。スポットワークを仲介する企業で作る団体によると、登録者の数は右肩上がりで増え続けており、ことし延べ2200万人となった。日本の労働人口が6900万人のためすそ野はかなり広がっている。東京・港区。ことし3月に新たに参入した大手を訪ねた。これまでフリマアプリのサービスを提供していた企業がスポットワークの機能を追加。全国5万店舗以上の求人を公開している。店側は人手の必要な時間に限った求人を掲載。働きたい人は事前に住所や銀行口座など基本的な個人情報を登録しておき、自分の都合に合わせて応募をする。契約書の確認などはアプリ上で完結し、面接や履歴書の提出は必要ない。条件が合えばその日から働くこともできる。
ピザ屋のスポットワークを体験。スポットワーカーには未経験者向けの清掃、洗い物、配達などの仕事が割り当てられる。ドミノピザ西麻布店・星野亮店長は「11時〜13時の忙しい時間帯だけ募集をかけても来てもらえる人は多い。急な欠員にも対応できるのが一番のポイント」とコメント。