- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
56歳で銀行を退職した田中さん。現在は藤沢市で1人暮らし。退職してからはコロナ禍もあって時間を持て余すようになり、飲食店などでスポットワーク。少しの空き時間でも働けるアプリを利用。履歴書・面接不要で事業者と働き手をマッチングさせるサービス。収入は減ったが、それ以上のことを体験できているという。今回、こうしたスポットワーク市場を特集。
人手不足が深刻化するなか、新しい働き方「スポットワーク」が広がっている。特に人手不足だという飲食業界。新橋の居酒屋「THE 赤提灯」では、飲食店で働いたことがない主婦なども積極的に受け入れている。この店では社員以外は全員がスポットワーカー。
社員以外は全員がスポットワーカーという新橋の居酒屋「THE 赤提灯」。そこで高く評価されている宮野さんは埼玉県の主婦。コロナ禍でスポットワークを始め、仕事の楽しさに気づいたんだそう。日課は、仕事で感じたことを書き溜めること。いつしか接客コンサルタントを夢見るように。店もその夢を後押しすべく、新人研修の業務を任せた。
番組はTVerで配信。
- キーワード
- TVer
創業6年で上場を果たしたタイミー。スキマバイトサービスのパイオニアで、本社は東京・汐留にある。登録者900万人。小川代表は事業資金を親から借りて事業を立ち上げるも挫折。その借金返済のためアルバイトで働く中、スキマ時間を有効活用できるサービスを作りたいと考え「タイミー」を開発。大手企業もこの事業に参入してくる中、タイミーでは登録者の時給アップを目指して「バッジ」機能をスタートさせた。バイト先から高評価を得ると付与され、高時給で働くことが可能に。
スキマバイトサービスの「タイミー」。営業担当がこの日やってきたのは、人手不足が深刻な埼玉のホテル。事業者は報酬に手数料を上乗せしタイミーに支払う仕組み。高いスキルを持つスタッフに高い時給を与える「バッジ」機能でさらなるコスト高が見込まれる。相談の結果、バッジを持つ人専用の求人を出すことに。結果、この求人でやってきた鈴木さんは即戦力として大活躍。スポットワーカーに研修の場を設けてもらえないかと提案すると、事業者側も快諾。
スキマバイトサービスの「タイミー」。営業担当がこの日やってきたのは、大手スーパーマーケット。高いスキルを持つスタッフに高い時給を与える「バッジ」の仕組みを利用できないかと提案したが、そう簡単には人件費は上げられないとの回答が。最低賃金が上がり対応が迫られる中、タイミーでも待遇向上を目指す取り組みが進んでいる。
- キーワード
- タイミー
20年前、当時の小泉政権が進めた雇用規制緩和。労働者派遣法改正により、製造業にも派遣が解禁された。08年のリーマンショックで企業業績が悪化し、派遣切りが横行。大量の失業者が生まれた。いま急増している新たな非正規労働者「スポットワーカー」。専門家からは「企業としても能力のある人を育てられない」との指摘が。こうした懸念に、タイミーの小川代表は「プライドをぶらさずにいけば成長の仕組みを作っていける」など話す。
スキマバイトサービスの「タイミー」。スポットワーカーの待遇改善のため、正社員への転職支援を行うサービスをスタート。これを経由して正社員への内定を得たという菊池さん。7年間スーパーの正社員として働いていたが、管理職になれず退職。退職後はスポットワーカーとして働き、自分を認めてもらいたいとの思いが芽生えたそう。
スキマバイトサービスの「タイミー」。スポットワーカーの待遇改善のため、正社員への転職支援を行うサービスをスタート。これを経由して正社員への内定を得たという菊池さん。現在は群馬県在住も、次の職場は和歌山県南紀白浜の高級リゾートホテル。3年後にはホテルのマネジャーになる見込み。目指すは支配人。
次回の「ガイアの夜明け」の番組宣伝。
「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「国民・玉木代表が生出演」など。
- キーワード
- 玉木雄一郎