- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
9月、北陸・石川県に大雨特別警報が発表された。能登半島は大規模な線状降水帯に覆われるなど各地で大雨被害。これまでに14人が死亡、1人が安否不明。輪島塗を製造・販売してきた大向裕子さん。倉庫も洪水の被害にあい、「行き場のない悲しみを超えた怒り」があると話す。今回、その復興に挑む人たちなどを特集。
豪雨災害があった石川県輪島市。去年7月にここで店を開いていた山下さん。地震と今回の豪雨により、店前ではがけ崩れが発生。作付けしていた稲も壊滅的な被害。こうした二重被災者を支えようと奮闘する「のと共栄信用金庫」。震災直後から地元企業の再建に奔走してきた輪島支店長の堂角さん。6月の時点で半分以上の事業者が再開できていない状況。再建が軌道に乗り始めた矢先の水害に「輪島を出ていかれることが心配」など話す。職員らが復興作業を手伝うことも。
日本全国で頻発する豪雨災害。被害額は2013年~22年までの間に7.2兆円以上。土砂崩れや浸水などの被害も。そんな中で注目が高まっているのが防災グッズ。「みずからまもる君」は、ワンタッチで連結できるプラスチック製止水板。土のうの代わりに使えるとあって人気。水位30cmまで対応可能。水漏れは土のうの40分の1。開発したゴムノイナキでは、ゴムやプラスチック部品の開発・受託製造などを行っている。
北陸を中心に展開する大手ドラッグストア「クスリのアオキ」。店舗でも能登豪雨などで被害を受けていて、防災対策の強化を目的にプラスチック製止水板「みずからまもる君」の導入を考えていた。そこで開発者の小山さんは、新作グッズを開発。
番組はTVerで配信。
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老舗企業のゴムノイナキが開発した止水板「みずからまもる君」。ゴムパッキンの力で水位30cmまで防ぐことができる。この日、浸水被害に悩む「クスリのアオキ」へ新商品を持ち込み。止水板の幅を調整するためのもので、金属製で重さ1.5kgほど。本体に固定することで、奥まった場所でも止水板幅を隙間なく設置できる。
山梨県山中湖村の佐々木甲さん。佐々木さんが開発しているのは災害救助用のエアボート。巨大プロペラの風力が動力であり、スクリューが使えない場所でも威力を発揮する。7月、記録的豪雨が山形で発生。居ても立ってもいられず、現場に向かうことに。これまでの災害でも、その現場に乗り込んで救助に寄与。現在では、一部の自治体などでもエアボートが採用されている。今回、被害が大きかった山間部ではボートが機能せず。
山梨県山中湖村にて、水害時の救助艇「エアボート」を作っているの佐々木甲さん。挑むのは小型エアボートづくり。素材加工から溶接まで1人でこなす。開発のきっかけは、山間部での災害時にエアボートが機能しなかったこと。消防や自治体などで使われている一般的ボートを船体に、小型動力装置「エアーストライダー」を設置。日本小型船舶検査機構による検査も通過。
山梨県山中湖村にて、水害時の救助艇「エアボート」を作っているの佐々木甲さん。コンパクトに折り畳める小型版「エアーストライダー」の開発を進めている。重さは38kgで、軽トラの荷台に収まる大きさ。テスト走行では問題なく使えた。今後、改良を加え完成度を高めていく。
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- 山中湖村(山梨)
次回の「ガイアの夜明け」の番組宣伝。
「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「日本被団協にノーベル平和賞」など。
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- ノーベル平和賞日本原水爆被害者団体協議会