モーサテ (ニュース)
セブン&アイホールディングスは9年ぶりに社長を交代し、社外取締役のスティーブ・デイカス
ス氏を後任とする方針を発表。デイカス次期社長は「最近われわれは少し勢いを失っている。市場シェアも一部失った事実を謙虚に受け止めなければならない」と述べた。セブン&アイは2016年からグループトップを務めた井阪社長が退任。後任に初の外国人社長・デイカス氏が就任。デイカス氏はアメリカ・カリフォルニア州出身、小売りの世界大手・ウォルマートを経て、スーパー大手・西友のCEOなどを歴任。セブン&アイはカナダのコンビニ大手・クシュタールからの買収提案を受ける中で、防衛策として2030年度までに総額2兆円の自社株買いを実施することや、北米でコンビニを運営する子会社を2060年中に株式を上場させることなどを発表した。