TBS NEWS (ニュース)
ダライ・ラマ14世がきょう90歳の誕生日を迎えるのを前に、インド・ダラムサラで5日、長寿を願う法要が行われた。チベット亡命政府のツェリン首相や高層、一般の信者らが謁見した。ダライ・ラマ14世は、国を離れはしたが心はいつもチベットと共にあると思っている等と述べた。ダライ・ラマ14世は、死後にうまれかわりを探す「輪廻転生」制度を続ける方針を発表したほか、中国政府による介入を強く牽制した。中国外務省の毛寧報道官は、ダライ・ラマの転生は国家の法律に基づき処理されなくてはならないと述べ、中国政府の認定が必要との立場を強調した。