大下容子ワイド!スクランブル ワールドニュースペクター
チャールズ国王夫妻を歓迎しようと、オーストラリア戦争記念館の広場に大勢の人が集まった。頭に王冠を乗せたアルパカがいてチャールズ国王が鼻を撫でた瞬間、くしゃみのような動きをして、チャールズ国王は思わず苦笑いを浮かべた。シドニーの教会では子どもたちからの歓迎を受け礼拝に参加、その後チャールズ国王は聖書にサインをした。この聖書はエリザベス女王やダイアナ元妃、チャールズ国王も皇太子時代に署名している思い出の品ということ。エリザベス女王が君主として初めてオーストラリアを訪れたのは1954年で当時シドニーの人工の半分が足を運んだ。チャールズ国王は今回を含めオーストラリアを17回訪れている。1966年に寄宿学校に留学し2学期に渡り山で木を切り出すなど心身を鍛えるプログラムを受け、のちに「留学体験は少年から大人へと変えた」と振り返っている。1983年にはダイアナ妃と訪れ9か月のウィリアム王子を連れてきたことが話題になった。ウィリアム皇太子は2014年にキャサリン妃と9カ月のジョージ王子を伴って訪れている。今回王室支持強化を図るため精力的に公務を行った。現代オーストラリアの文化的多様性のイベントでは様々な国の人と交流、午後はがんの研究センターを訪問し患者と交流し面会、同様にがんと戦うチャールズ国王は真剣にスタッフの言葉に耳を傾けた。夕方にはオペラハウスの前庭で人々と交流、約1万人の市民が集まった。歓迎ムードの中にあって一部からは「私たちの王ではない」などと声やオーストラリアの国会議事堂で演説直後に会場内で怒りに満ちた声が響き渡った。