- 出演者
- 大下容子 松尾由美子 柴山平和 佐々木亮太 デーブ・スペクター 林美桜 中野信子 水越祐一 仁科健吾
オープニング映像が流れた後、大下容子アナウンサーらが挨拶をした。
オープニング映像。
日本銀行・植田和男総裁は円安傾向が国内物価に与える影響について「全体見たうえで丹念に分析し見極める」とした。G20=主要20か国の財務相中央銀行総裁会議に出席した加藤財務大臣は「G20として投機などがもたらす為替市場の過度な変動に注意を払う必要がある」と発言したと明らかにした。
全国の気象情報を伝えた。また丸沼高原の紅葉は例年より1~2週間ほど遅く今週末がピークとなっておりロープウェイの営業は来月10日までと伝えた。
自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給していたことが分かり波紋が広がっている。自民党は総裁・幹事長室名義で説明文書を出した。支部長の任期は「今回の選挙が終わるまで」とし、公認・非公認候補も「当該選挙区の支部長」と説明している。また、非公認となった支部長が無所属候補として立候補した場合は、自身の選挙運動にこの交付金を使うことはできないとし、党勢拡大のために交付すると書かれている。無所属・小田原潔候補は2000万円を自民党に返すとしている。
今回の衆院選を巡り、税金が原資の政党交付金から、自民党は公認した候補者が代表を務める各政党支部に公認料500万円と活動費1500万円の計2000万円を支給している。一方で派閥の裏金問題で非公認となった候補者は、離党したわけではなく、政党支部の代表を務めている。その候補者が代表を務める政党支部に対し、自民党は党勢拡大のための活動費として、公認候補と同じ額の2000万円を支給している。1999年、政治資金規正法の改正で政治家個人の資金管理団体への献金を禁止。その受け皿として、政治家を支部長とする政党支部が設立。政治家個人の資金管理団体や後援会に代わって政治活動の中心的な存在に。きのう自民党は党内へ通知を行った。選挙に際して、支部活動の活発化や党勢拡大のため交付。党勢拡大とは党の政策PRや比例票の掘り起こしなど。支部長が無所属候補として立候補した場合、選挙運動にこの交付金を使うことはできない。日本大学名誉教授・岩井奉信氏は「候補者と政党支部は表裏一体。事実上の”第2の財布”。非公認候補の選挙区に対立候補も立てず、カネを渡して公認候補と同様の扱いの状況。選挙費用を事後的に支部から補填することも可能」等と指摘している。
米国の大学教授ら3人が今年のノーベル経済学賞に選ばれた。社会制度の形成と国家の繁栄に与える影響に関する研究で評価。受賞者2人は研究を共著「国家はなぜ衰退するのか権力・繁栄・貧困の起源」でまとめている。そこで主張しているのは「民主主義なき国家は反映しない」というメッセージ。書店では売り切れが続出している。
今年のノーベル経済学賞に選ばれたダロンアセモグル教授らが書いた「国家はなぜ衰退するのか権力・繁栄・貧困の起源」が話題になっている。経済専門書では異例の売れ行き。冒頭で米国・アリゾナ州ノガレスとメキシコ・ソノラ州ノガレスの2つの違いを比べている。2つのノガレスの違いは社会制度だという。米国では大統領選挙でトランプ氏が再選の機会をうかがい、ヨーロッパ各国でも自国第一主義の極右政党が台頭する状況に、アセモグル教授は危機感をあらわにする。「先進国における民主主義への支持は過去最低レベル。人々は権威主義的な政権や独裁・軍事政権に対して支持することに非常に抵抗が少なくなっている。その背景には民主主義に対する失望が少なからず影響している」と指摘。
坂井豊貴氏とともに民主主義の実情について伝える。ノーベル経済学賞にはダロン・アセモグル教授、サイモン・ジョンソン教授、ジェームズ・ロビンソン教授の3人が選ばれた。アセモグル教授は「「国家はなぜ衰退するのか」 ―権力・繁栄・貧困の起源」では民主主義が実現しているかが反映と衰退には影響していると提唱し、少数のエリートに権力が集中する収奪的制度と民主的な包括的制度の2つに分ける様子が見られ、実例としてNASAの夜を撮影した映像から韓国と北朝鮮で光の数に大きな差が出来ている様子を紹介している。収奪的制度のもとで私有財産の安全性がなくなると経済活動への意欲は生まれなくなり衰退すると指摘している。坂井氏もこれまでは国の位置や民族性・天候などが関わってくるという議論はあったが、アセモグル氏らの研究はデータから課題を実証したことが高く評価されていると紹介。頑張って働いても報われなければ希望を持てなくなる一方で、自分で結果を獲得できれば経済活動に大きく関わってくることになると紹介した。坂井氏は包括的制度は広く意見を吸い上げられることも大きいとした一方で民主主義であっても搾取的状況が出来てしまうことは存在するので注意は必要としている。
日本時間あすからワールドシリーズに臨むドジャース・大谷翔平選手が報道陣の前で意気込みを語った。大谷は「僕自身が初めてなので、どれだけ冷静に自分のプレーができるかわからないがファンの歓声、熱気を楽しみにしている。それを力に変えられるよう頑張りたい」などとした。ヤンキース・アーロン・ジャッジが大谷について「最高の選手」と話していたことについて「ただただうれしい。彼はベストな選手。そういう選手から言ってもらえるのは特別なこと」などと述べた。
高級食材マツタケにそっくりな形や風味のキノコが、いま話題になっている。多くの人でにぎわう東京・渋谷区のキノコ料理専門店「裏の山の木の子渋谷店」を取材。具材の中でひときわ存在感を放つ大きなキノコが、今マツタケとは似て非なる新たなキノコとして注目を浴びている「松きのこ」。形はマツタケにそっくりだが、シイタケの仲間。松きのこは広島・世羅町のキノコ生産業者が開発、「森林の荒廃と地球の温暖化でマツタケの採取量は激減。他のキノコも同じで人工栽培して山にかえしてやれないかと研究を重ねた」と考えたという。マツタケは天候に左右され人工栽培もできないため生産量はその年による変動が非常に大きく供給も不安定。松きのこは人工栽培で生産されるためマツタケとは違い安定供給が可能になる。大釜店長は「松きのこはマツタケの市場価格に比べ約2割〜3割ほどの価格で安定した価格帯で提供できる」としている。
「世界のFUNAI」とも呼ばれた電機メーカー・船井電機が、きのう東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた。負債総額は約461億円。2002年に生産を始めた液晶テレビ事業では北米市場ではトップシェアを獲得したこともあった船井電機は、海外メーカーの台頭などで売り上げが減少し債務の支払いが遅れ材料の調達も困難な状況になっていた。なおFUNAIブランドのテレビなどを販売しているヤマダデンキは「過去販売した製品のアフターサービスは、ご迷惑をかけることのないよう対応する」とコメント。
メジャーリーグのワールドシリーズがあす開幕。ドジャース・大谷翔平選手が初の大舞台に向け意気込みを語った。大谷は「楽しみにしている」と語った。大勢のメディアに囲まれながらインタビューに応じた大谷。明日から始まるワールドシリーズ。注目はシーズン58本塁打を記録したヤンキース・ジャッジ選手との対決。大谷は「(ジャッジが)野球をプレーしてもらっているということに1ファンとして感謝したい。時代を代表している選手と一緒にフィールドをプレーできることに感謝したい」と語った。ドジャースは4年ぶりの世界一をかけアリーグ王者・ヤンキースとの頂上決戦に臨む。
大一番を前に現地ロサンゼルスの盛り上がりについて、ドジャースタジアム前から中継。ロサンゼルスは街を挙げて大盛り上がりとなっている。ついにはロサンゼルス市・カレンバス市長が異例の激励会見を行う事態に発展。ロサンゼルス市はあすのワールドシリーズ開幕戦を次のワールドカップ、五輪の前哨戦として位置付けている。大規模な交通規制を行って公共交通機関を増便させる予定。街で一番有名なホットドッグ店「PINK’S」は、チームを応援しようと店の色をトレードカラー・ピンクからドジャーブルーに変えている。大谷の背番号17にちなんで7.17ドルで食べることができる。体調がよければ愛犬デコピンも本拠地に駆けつける。あすの日本時間午前9時過ぎプレーボール。
衆議院選挙まであと2日。各党の党首がどういった選挙区を回り支持拡大を図っているのかシリーズで伝えている。公明党・石井代表は「厳しい情勢だがなんとか勝ち抜かなければならない」と述べ危機感を示している。代表に就任後初めての大型国政選挙で候補者としての選挙活動と全国遊説の両立に苦慮していて、山口前代表が党の顔として激戦となっている大阪をはじめ各地に応援に入っている。共産党は小選挙区で前回の2倍となる213人を擁立し、共産党・田村委員長ら幹部が全国を精力的に回っている。中でも沖縄の1議席は「辺野古の新基地建設を阻止する」などとして死守したい考え。国民民主党は手取りを増やすとして、現役世代特に若者に向けた経済政策を強く打ち出している。国民民主党・玉木代表は都内の繁華街を1日かけて回り若者への支持を訴えた。れいわ新選組・山本代表は「消費税は日本経済を弱らせた一丁目一番地だ」として全国で廃止を訴えている。社民党は「米国軍基地や貧困など日本の問題点が集約されている」として沖縄を最も重視し、社民党・福島党首が応援に入っている。参政党は、目標とする比例ブロックでの議席獲得が視野に入っていて、参政党・神谷代表は「ラストスパートをかけたい」と強調した。
経済情報を伝えた。
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選挙STATION 2024の番組宣伝。
アメリカ大統領選挙の民主党候補・ハリス副大統領の集会に人気歌手・ビヨンセさんが初めて参加するとアメリカメディアが報じた。ハリス副大統領の支持を正式に表明するとみられる。ワシントンポストによるとビヨンセさんは自身の出身地である南部テキサス州ヒューストンで25日に開かれるハリスの集会に参加する予定。ハリス副大統領はビヨンセさんの楽曲「フリーダム」を選挙戦のテーマソングに採用し集会に登場する際などに使用している。ビヨンセさんはハリス副大統領にこの曲の使用を許可したとしているが、公に支持表明はしておらず、今回初めて正式に支持を表明する見通し。
暗礁に乗り上げているパレスチナガザ地区を巡る停戦交渉が、来週にも仲介国のカタールで再開されることがわかった。イスラエル・ネタニヤフ首相は24日、交渉団のトップが27日にカタールの首都・ドーハを訪問すると明らかにした。停戦交渉を仲介するカタールの首相やCIAの長官と会談し、ガザ地区でイスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放に向けた交渉を再開するとしている。ガザ地区の停戦交渉は8月に決裂して以降、再開のめどは立っていなかった。今月、イスラエル軍がハマスの最高指導者・シンワル氏を殺害したことで、停戦交渉進展の期待が出ていた。