ひるおび! JNN NEWS
トランプ次期大統領の新政権の人事が続いているが、司法長官にはトランプ氏を強く支持するマット・ゲーツ下院議員を指名すると発表した。ゲーツ氏は保守強硬派の議員として知られていて、トランプ氏は「司法省に対する米国国民の信頼を回復する」と強調。この人事に米国メディアも驚きをもって受け止めていて「ニューヨーク・タイムズ」はトランプ氏が自らを起訴した司法省職員への報復を求める中、「従順な味方に舵を取らせるのは挑発的な動きだ」と伝えている。そのゲーツ氏はかつて少女に金銭を支払いわいせつな行為をした疑いで司法省から捜査を受けたこともあるが、去年、訴追は見送られている。また、トランプ氏は国務長官に中国やイランに強硬姿勢をとるマルコルビオ上院議員を指名すると正式に発表した。ルビオ氏は2016年の大統領選挙の候補者レースに出馬した際、トランプ氏が「ちびマルコ」と罵倒するなど中傷合戦となったが、その後、関係を修復。選挙戦の最中もトランプ氏に外交政策のアドバイスをしてきたという。