日曜報道 THE PRIME (日曜報道 THE PRIME)
トランプ氏が就任することで国際情勢どんな影響があるのか。日米関係の行方についても注目される。今朝のゲストは自民党・政調会長・小野寺五典、立憲民主党・政調会長・重徳和彦。トランプ氏の再選に伴い、石破総理が早速、トランプ氏と電話会談を行った。「非常にフレンドリーな感じがしました」との感想を述べたがその会談時間はというと5分だった。他の首脳と比べると、フランスのマクロン大統領、ゼレンスキー大統領が25分、ネタニヤフ首相が20分、韓国・尹大統領でも12分ということを考えると5分はどうなのか。安倍氏とトランプ氏が最初に電話会談を行った際は20分だったという。政府関係者によるとトランプ氏は今回石破氏が連絡をとった時は別荘で祝勝パーティ中だったという。小野寺氏によるとパーティを中座してもらっていたため石破さんの方から配慮があったということ。石破総理とトランプ氏の会談時間は短かったが松山キャスターによると日本側、今回特別な工夫を取り入れた。トランプ氏のお気に入りを同席させたという。横で通訳をしたのが外交官の高尾直氏、安倍政権のときにずっとトランプ氏との会談に立ち会った通訳でトランプ氏からは「君がプライムミニスターになったら」とまで言われジュニアプライムミニスターというあだ名を持っている。小野寺氏によると、安倍氏とのゴルフの時もいつもカートの後ろに乗って通訳していた。おそらくトランプ氏にとって一番身近にいた日本人は安倍総理以外では高尾さんと安倍昭恵さんなのではないかということ。重徳氏は「この4年間のあいだに国際情勢が動いた。そういう中で日米同盟は安全保障の基軸なんだというところは改めて確認する必要がある」などと話した。トランプ氏と石破氏の関係の構築について小野寺氏は「うまく聞いて引き出してあげる、そして相槌を打ってあげるようなタイプだとトランプ氏は個人的にぐっとくる。石破氏はそういうことを心がけた方が良い」、橋下氏は「トランプ氏は損得勘定を重視すると言われている。石破さんは理念をかなり口にする方なので修整していく必要があるのでは」などと指摘した。