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7日、石破総理はトランプ大統領と会談した。安全保障については、尖閣諸島にも適用されることなどを再確認した。経済については、石破総理は、アメリカへの投資額を150兆円に引き上げるとした。トランプ大統領は、対日貿易赤字を問題視していて、これが解消されない場合関税の引き上げを検討するとしたという。貿易赤字は、去年過去最大の185兆円にのぼった。1970年代以降、日本からの輸入が増加し、貿易赤字が拡大。日米貿易摩擦も起こり、自動車の分野では長期に渡った。70年代から、ジャパンバッシングという現象も起こった。専門家によると、トランプ氏は、自分の支持層の労働者に向け、貿易赤字解消を掲げているという。アメリカの貿易赤字国のうち日本は7位で、トランプ氏は15兆円超としているが、実際の額は10兆円。アメリカのGDPは右肩上がりで、貿易赤字はアメリカ経済にとって悪ではないという。アメリカは、国外から安い部品を輸入し、国内で付加価値の高い製品にして販売している。調達コストが抑えられ、利益率を上げられる。トランプ氏は、日本が近く記録的な量の液化天然ガスの輸入を始めることで解消できるとしている。野上は、アメリカは今後、液化天然ガスの増産を目指していて、増産分の最大の顧客として、日本に高値で購入させたい狙いがあるのではないか、だからこそ今、貿易赤字を引き合いに出したのではないかということだなどと話した。