ラヴィット! (最新のニュース)
米国のトランプ次期大統領は、新政権の司法長官に自らを強く支持するマットゲーツ下院議員を指名すると発表した。ゲーツ氏は保守強硬派の議員として知られていて、トランプ氏は13日、声明で「ゲーツ氏が司法省に対する米国国民の信頼を回復する」と強調した。ゲーツ氏の指名は米国メディアで驚きをもって受け止められていて、ニューヨークタイムズは「トランプ氏が自らを起訴した司法省職員への報復を求めるなか、従順な味方に舵をとらせるのは挑発的な動きだ」と伝えている。米国メディアによると、ゲーツ氏自身も17歳の少女に金銭を支払ってわいせつな行為をした疑いで司法省から捜査を受けたが、去年、訴追は見送られていた。閣僚人事は議会上院での承認が必要だが、「共和党の中でもゲーツ氏の起用を承認できないと表明する議員もいる」と報じられていて、上院で承認されるかも焦点になりそう。