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米・トランプ大統領は日本の乗用車にかける関税を4月から25%程度に引き上げると宣言している。去年1年間の対米輸出額は約21兆2900億円で、自動車と関連部品は約3割の7兆2000億円を占めている。専門家は1.4兆円を超えるコストがかかると試算。さらにカナダやメキシコから輸出する際の関税も含めると影響は約3.2兆円に上るといい、これは日本の自動車メーカー全体での利益を約3割引き下げる可能性がある。米側は貿易赤字の削減と雇用の創出を目的としている。こうした中、アメリカでの販売車をメキシコなどで製造しているゼネラル・モーターズは事業の見直しを迫られる可能性があるという。武藤経産相は来月上旬にも訪米し、ラトニック商務長官らと会談する方向で調整に入った。