5日のニューヨーク市場は動画配信サービス大手のネットフリックスなど映画関連の株価が下落した。この前日にはトランプ大統領が外国製映画に100％の関税を課す考えを示していて、株価の下落はこの発言を受けての動きだとみられている。トランプ大統領は「他国はアメリカの映画製作者やスタジオをアメリカから引き離すために優遇措置をとっている」などと批判し、支持率が就任100日後の歴代大統領の過去最低記録を更新するほど急落する中で停滞する国内映画産業の人気を得たい考えがあるとみられている。専門家は「ロケ地がグローバル化してストリーミングサービスも充実するなかで映画への関税は非現実的なものだと思う」など指摘した。

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