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米国際貿易裁判所は28日IEEPA(国際緊急経済権限法)根拠の関税措置は大統領権限を越えているとして差止めを命じた。対象には相互関税や10%の一律関税、薬物流入理由の中国・メキシコなどの追加関税が含まれている。トランプ政権側は不服として控訴、これを受け連邦控訴裁判所は29日国際貿易裁判所の決定を審理の間一時的に停止すると命じた。当面は対象の関税措置が継続されることになる。連邦控訴裁判所は原告側に一時停止に関する答弁書を提出することやトランプ政権側に来月9日までに控訴に関する書類を提出することを求めている。トランプ大統領は29日自身のSNSで国際貿易裁判所の決定について「幸運にも一時的に停止された この決定は全くの間違い とても政治的だ」などと投稿し最終的に 決定が覆ることに期待を示した。