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フィリピン沿岸警備隊がおととい、サビナ磯から中国の動きを監視するために5ヶ月間停泊させていた巡視船を撤退させたと発表した。4月にはフィリピンが中国側による違法な埋め立ての兆候を確認したと発表していた。それを受け日本が供与した巡視船が配備されていた。先月、中国海警局の船とフィリピン船が衝突し、双方が非難する事態となった。巡視船の名前はテレサ・マグバヌアで、全長は97mでフィリピン警備隊のなかでは最大の船。8月以降、中国船がテレサ・マグバヌアに対し繰り返し補給妨害を続け、乗務員は2日前には食料・水が尽き4人が緊急搬送された。衝突で破損し、44m級の巡視船と交代するかたちになっている。7日間で過去最多となる200隻以上の中国船が集まっていたという情報もある。7月に最大級の巡視船・海警5901が送られた。小原氏は、威嚇として用いることでフィリピンの抵抗の意欲を削ごうとしていると分析している。中国による南沙諸島の一方的な軍事拠点化はかねてから見られる。ファイアリークロス礁は6年後に270倍の人工の埋立地となった。小原氏は、尖閣諸島を領有する日本にとっても他人事ではないなどと警鐘を鳴らしている。