モーサテ (ニュース)
ニューヨーク連銀製造業景気指数の注目ポイントについて谷さんは「普段はあまり注目しないんですが、これまでデータが出てきても相互関税前のデータだったので『意味がない』といってあまり重視されない。一方で今夜出てくるニューヨーク連銀製造業指数からアフター相互関税のデータになる。アンケートの締切が先週の金曜日のデータになるので、この相互関税の影響を受け、どんなセンチメントになるかが確認できると思う。前月のマイナス20に対し、市場予想はマイナス12.5とセンチメントが改善する予想になっているのが若干気がかりだが、いずれにしてもアフター相互関税で『こんな感じ』という指標が出てくれば市場の無用な不安心理が少し落ち着くかもしれないので注目したい」などと話した。アメリカの決算について圷さんは「全体的には堅調な決算になると考えている。弊社の米国株ストアテストが予想しているEPSは前年比8%増、コンセンサス予想が6%増なのでそれを上回る結果になると思うが、株価の好材料にはなりづらいと思う。おそらく企業のガイダンスがあまり発表されないんじゃないかとも思う。アメリカでも日本でもパンデミック当時はとにかく業績予想を出して投資家が考える土台を示した企業が優れた株価の動きになっていたということもあったので、まずは出すことだと思う」などと話した。
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