大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
来週月曜日(来月2日)に現行の健康保険証の新規発行が停止される。現行の保険証は、有効期限が不記載のものは来年12月1日まで使用可。一方で資格情報の変更について、現行の保険証は失効となる。マイナンバーカード・所持も保険証も持っていない場合は、資格確認書が保険証代わりとなる。加入する保険組合などから来週月曜日以降に交付予定。申請は不要で有効期限は最長5年となる。政府は最終的にはマイナ保険証への移行を呼びかけているが、課題も少なくない。その課題の内の1つが利用できない医療機関もあるということ。マイナ保険証対応の「ランニングコスト」に政府は医療機関に補助金を交付しているが、マイナ保険証対応の医療機関は9月末時点で91.6%と1割弱でマイナ保険証が使えない。課題その2が不具合の多さ。今年5月以降だけでも全国のおよそ7割の医療機関からトラブル・不具合の報告が上がっている。こうした課題に政府は「資格情報のお知らせ」と紙を配布している。お知らせは9月から発送が始まっており、トラブルの際に一緒に提示することで保険医療が受けられるという。田中教授は「多くの国民がプライバシーやセキュリティーに不安を感じているので、なかなかこういったデジタル、マイナカードのサービスのシフトが遅れている。そんな背景もあるんじゃないかと思う」などと話した。