イット! (ニュース)
記録的な熱波に見舞われているヨーロッパでは、各地で川の水位が低下している。ポーランドのビスワ川では記録的な低水位となっている。通常の水位は105センチや250センチだが、先週の金曜日は19センチと過去最低になった。ハンガリーのドナウ川では水が低下し、貨物船に載せることができる荷物を通常の3割から4割程度に制限した。一方フランスのセーヌ川では102年ぶりに遊泳が解禁された。セーヌ川では1923年に水質悪化などが問題となり、遊泳が禁止されていた。去年8月には水質改善を進めパリ五輪ではトライアスロンなどの会場になった。しかし水質の基準を満たさず一部競技が延期、複数の選手が体調不良を訴えた。セーヌ川での遊泳は、川の三箇所のみで、8月末まで無料開放する。