ノンストップ! (スポーツ・エンタメ情報)
きのう、「日本カーリング選手権大会横浜2025」リーグ戦が行われた。この大会は、来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックに向けた代表選考も兼ねた大会。2大会連続メダル獲得のロコ・ソラーレは、負けなし5連勝のライバル、フォルティウスと対戦。今大会で3位以内に入らなければ、オリンピック出場の夢が断たれる。ロコ・ソラーレは2点ビハインドで迎えた第3エンド、円にはフォルティウスの赤いストーンが5つも鎮座。ロコ・ソラーレは5つの赤よりも、黄色いストーンを中心近くにのせることが出来ないと大量失点に繋がる緊張の場面を迎えた。エース・藤澤五月選手が放ったショットは、ストーン2個分もない隙間を華麗に通り、円中央近くにビタ付けした。針の穴に通す神業ショットで1点を獲得し、ピンチを切り抜けた。ここで一気に流れを掴むと思われたが、再びリードを許した。2点差で迎えた第10エンド、囲まれた赤いストーンを何とかはじき出したい中、藤澤選手は再び神業ショットが炸裂し、チャンスを作った。最後はフォルティウス・吉村紗也香選手のミスショットから、ロコ・ソラーレが3点を取り大逆転。ロコ・ソラーレ7−6フォルティウス。これで今回3位以上が獲得し、9月のオリンピック代表候補決定戦への出場権を獲得。澤穂希さんは「決定力。決める人が決めるんだな」などコメント。