カンブリア宮殿 カンブリア宮殿 子ども&大人にも人気!「ベビースター」の戦略
群馬県のイタリア料理店では葉物にあわせてベビースターのチキン味を使って自家製のドレッシングを使ったサラダや海老とキノコのベビースターアヒージョなどを提供している。そのベビースターラーメンを作っているのはおやつカンパニー。1948年に三重県で創業。現在では、幅広いラインナップのスナック菓子を展開している。主力は売上8割をしめるベビースターラーメンの関連商品。味違いやコラボ商品などラインナップが豊富。他にもフランスパンの焼き菓子、豚のキャラでおなじみのブタメンなどロングセラー商品も。またキャラクターグッズもたくさんあり、食べ方いろいろベビースターという商品を使ってパイ生地を焼いてその上にベビースターをかけてもおいしいという。
おやつカンパニーの商品は、国内で販売する商品は三重県内の工場で製造している。独自に配合した小麦粉からメンを作り蒸した後に味付け。特製スープを使用していて、味付けの仕方などは門外不出。味をつけたあとに高温の植物性油脂で揚げる。年間の生産量は2億個以上。また時代にあわせて味も変化しているというがそれが売れ続けている理由。社長は横山正志。横山は4代目の社長で、おやつカンパニーでは初となる、社内からの生え抜き社長。子どものおやつとして全国に広まったベビースターラーメン。これまで2度キャラクターが変化した。近年は少子化の影響や、駄菓子店は少なくなり、売り場は減る一方。現在の主な売り場はスーパーやコンビニなどの小売店。三重県内のスーパーではベビースターの特設コーナーがある。大人になるとどうしても買う機会が減ってしまう。普段は買わない大人にむけてベビースターとの接触機会化を増やす。作戦に意外性のある異業種とのコラボを行う。この日、おやつカンパニーのスタッフが向かったのは池袋の貴金属店。タッグを組んで作ろうとしていうのは純金のベビースターラーメン。第一弾は既に発売済みで、価格は7万円以上だったが、わずか数日で完売した。意外性こそがコラボの最大のポイント。
異業種とのコラボには他にも。スポーツブランドのリーボックを人気セレクトショップと作ったスニーカーはベビースターを全面に押し出したデザインに。また世界的アパレルブランドのニューエラとコラボしたハットも。さらに三重県の酒造メーカーとコラボした日本酒、江ノ島電鉄とは車両でコラボした。また本社では料理の試作が行われていたが、それらにはどれもベビースターが使用されていた。ベビスターを料理にチョイ足ししたアレンジレシピの試食会が行われていた。サラダやアイスクリーム、料理専門家の意見なども取り入れたアレンジレシピを自社のHPで公開している。またファンを集めて試食会を行い、おやつ以外にも活動の場があると発信している。また飲食店ともコラボし、東海地方で展開している宅配ピザチェーンのアオキーズピザとは期間限定でベビースターを使ったオリジナルメニューの試作品をチェック。こうして新たな可能性を切り開いている。こうした戦略で、売上は絶好調。6期連続で最高を更新し続けている。
スタジオにおやつカンパニーの商品が登場。横山はコラボを先を選ぶ基準はシナジーがあることと答えた。また業績が好調な理由にはベビースターというブランドが強いと答えたが大人になると離れてしまうので異業種とのコラボレーションでまた思いだして食べてほしいという狙いがあるという。またロングセラーの強みには年代ごとに味を変えていると答えた。
