Nスタ 地球を笑顔にするWEEK2025春
世界初の木でつくる人工衛星プロジェクトが京都大学で進められている。人工衛星は10cm四方の正六面体で、重さは約1kg。開発を主導しているのは宇宙飛行士の土井隆雄さんで、近年活発化する宇宙開発競争によって多数の人工衛星が大気圏に突入し、残った酸化アルミ粒子が異常気象を引き起こす可能性を懸念して木製の人工衛星開発に乗り出した。去年木造人工衛星を乗せたロケットが打ち上げられ、無事大気圏外に放出された。ただ通信はうまく行かず、先月には改良した2号機の開発が進められた。今後も改良を重ね、2027年度の打ち上げを目指すとしている。