- 出演者
- 寺門亜衣子
スタジオの花岡実桜さんは笛や絆創膏など最低限の防災グッズは常に持ち運んでいると話し、山根あんさんは両親と一緒に防災グッズで最低限必要なものを話し合ったと話した。鈴木楽さんは自身が起きたときに祖父を見守る役割などを分担していると紹介した。そして今回は子どもだからこそできる防災について伝えていく。
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- 鈴木夢
高知・四万十町の興津は南海トラフ巨大地震が発生すれば30mの津波に襲われるとも懸念されている。閉校した四万十町立興津小学校では毎月避難訓練を行ってきたが、安全とされた避難場所を津波が襲ったという想定で避難訓練を行うのだという。想定外の対応は水が迫ったというものだけでなく、避難場所への道が多数も閉ざされていたという設定で行われることもあるといい、この訓練は臨機応変に対応できる力を鍛えるのだという。シンポジウムでの発表も行われ、高台への避難所の移転などに繋がってきた。専門家の中野元太さんは子どもの意見は率直に届きやすいのが強みだと話している。
スタジオからは「想定外を想定している訓練は斬新だと思った」などの感想が出た。矢守さんは「災害時は多数の予想外が発生するので、そうした時に自分で考える力を養うことが大切になってくる」など話した。こうした多数のもしもをマップに記載したもしもマップというもを小学生たちが作っていて、こうしたマップを元に地域の施設が津波の被害を受けにくい内陸に移動するなど実績も残している。閉校後の興津小学校では週に1回このもしもマップを使用して高齢者健康づくり教室を実施している。この他スタジオでもしものことを想定していった。
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- 四万十町立興津小学校東京都犬高知県
大分県国東市、高校生たちが地元で過去に起きた災害を現地で学ぶフィールドツアーが行われた。生徒たちが訪れたのは大水害を伝える災害復興記念碑。昭和36年10月、旧安岐町では安岐川と荒木川が氾濫。24人が亡くなり、40棟以上の住宅が流された。国東高校・上野悠奈さんは自分の地域で起きた災害のことを初めて知った。フィールドツアーで学んだことを基に防災に強いまちづくりを市民に提言するシンポジウムに参加。提言を考える上で”15年後(2040年)に国東市に住む30代”と自分たちと同じ人物像を設定。上野さんには防災について強く意識する出来事がある。去年8月の台風10号。国東市全域に緊急安全確保が出された。上野さんの家の近くの安岐川が氾濫した。避難場所のほうが自分の家より低いし、行くまでが危ないから避難しなかったという。提言の発表が迫ったこの日、発表内容について所属する弓道部の部員たちに相談した。シンポジウム当日、会場には約140人が集まった。宇宙産業を発展させるという地元の方針を踏まえるなどし、それぞれが防災への思いを発表する。上野さんが発表を締めくくった。
大分空港は人や人工衛星を宇宙に運ぶための宇宙港として活用が期待されている。大分空港がある国東市はAIで未来の国東市を作成した。次のミッションは語り継がれたことを見える化する。自然災害伝承碑は昔災害があった場所で、ハザードマップは災害の危険がある場所を色分け。
避難はしごの使い方はチャイルドロックを外しふたをあけ、下の安全を確認してストッパーを強く踏む。注意点は1人ずつ降りる・ステップをつかむ。
少年防災士の柴田さんは2度目の挑戦で防災士の資格を取得。12歳以下での取得は全国で165人と全体の0.05%。住んでいる東新小岩は荒川と中川が流れている。柴田さんが防災に関心を持ったのは父親の存在で一緒に訓練に参加した。防災士の資格を取得してから避難所運営の訓練に出席するなど防災活動に取り組むようになった。
子どもが防災活動をするときに大事なことは?という質問に専門家は「子どもだから気づくことを大事にする・大人にまかせることの線引きも大事」と答えた。防災学種アプリ「天サイ!まなぶくん」はスマートフォンのカメラをかざすとその場所のぼうさいじょうが表示される。地域の防災活動はコラボが大事。
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