- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 芦田愛菜 濱田岳 塚地武雅(ドランクドラゴン) 羽田美智子
オープニング映像。今回は高尾山ミステリーSP。
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世界で最も登られている高尾山は、世界各国の観光客にも圧倒的人気を誇っている。400年以上前から人々は高尾山を崇拝してきた。そんな高尾山には人々を魅了する数々のミステリーがある。今回は神社仏閣博士の裕加さん11歳がその謎に迫る。
去年、裕加さんはサンド芦田と下鴨神社を訪れた。糺の森で旧制第三高校と慶應義塾の学生が初めてラグビーを行ったラグビーの聖地などと解説した。芦田とは源氏物語の話で盛り上がった。
「高尾山 7つのミステリーを解明」
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オープニングの挨拶。ゲストは羽田美智子、濱田岳。
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- 帰れマンデー見っけ隊!!高尾山
裕加さんがスタジオに登場。高尾山の年間登山者数は約300万人で富士山の10倍、高尾山はミシュランガイドで三つ星評価をもらって外国人からも人気になった、修行僧が登る山だったが江戸時代から一般人も登れる山になったなどと話した。
神社仏閣博士の裕加さんが高尾山ミステリーに迫る。ドランクドラゴンの塚地が一緒に巡る。最初は蕎麦屋のミステリー。
「高尾山 ミステリーに挑む!爆笑授業」
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裕加さんと塚地は蕎麦屋「高橋家」に向かった。道中、裕加さんは紅葉がデザインされたマンホールに注目。観光地のマンホールが好きだと話した。高橋家では、生きている柿の木が建物を突き抜けていた。柿の木は縁起物とされていたため御神木として残してきた。高尾山はとろろそばが名物として伝わる。蕎麦は効率よくエネルギーを作りやすく、とろろは滋養強壮に良い。長く登山のエネルギーをとれるようにとろろを蕎麦にのせた。裕加さんは、コロナで休校になったときに歴史の漫画が好きになった、平安時代が一番好きと話した。
次のミステリーは「ひとりでに動いた杉の木」。2人はケーブルカーで中腹へ向かった。高尾山には7つの登山コースがあり、初心者向けコースはケーブルカーで中腹まで行ってから頂上を目指す。ミステリーの「たこ杉」は、参道の工事をする際に自ら根っこを曲げて道を作ったという伝説から登山者に開運スポットとして親しまれてきた。保護され触ることができないため、代わりにひっぱり蛸を撫でることでご利益があるとされている。
次のミステリーは「霊山の入り口 寺に神社の鳥居」。薬王院の入口にある浄心門には、扁額という看板があった。お寺の中に鳥居があるのは神仏習合のあらわれ。薬王院は神仏分離令によって寺院として残る道を選び、元々あった大鳥居は壊され浄心門として再建された。境内には役行者を祀っている神変堂というお堂があった。役行者は安倍晴明の師匠・賀茂忠行の先祖にあたる。参道を進むと左右で生えている植物が違った。
参道の左右で植物が違うことについて、観葉植物博士の梢位くんが解説。高尾山の植物は種類と量が多く、イギリス全土の植物の種類に匹敵する。昔から保護されていたため伐採が原則禁止されてきた。参道の北側は落葉広葉樹、南側は葉が残る常緑広葉樹だった。参道は高尾山の尾根筋にあたり、北と南それぞれ植物が生えるため種類が多い。高尾山には通常なら標高1000メートル以上の山地帯で育つブナが生えている。
次の謎は「男女が離れ離れになる坂」。男坂と女坂に分かれた坂があり、元々あった急な階段の男坂は修業用の道。物資運搬用のなだらかな女坂が作られたことで一般参拝者が急増した。どちらを進んでも同じ道に出る。裕加さんは女坂、塚地は男坂を登り、塚地が1分遅れで到着した。
続いては山頂の謎、薬王院の謎へ。薬王院は天狗に関わりのある寺で、ご本尊の飯縄大権現は天狗の姿をしている。さらに守護役を天狗が担っていることから、高尾山は天狗を信仰の対象としてきた。
高尾山の天狗は様々な利益をもたらす存在として親しみを持って崇められており、高尾山近くの店では天狗グッズが売られている。スタジオでお面やお菓子などの天狗グッズを紹介した。山伏の修行の場だった高尾山では江戸時代、遭難やケガをした人たちが山伏の格好をした人に助けられた。これが天狗とみなされ、人々から親しまれた。日本三大天狗は群馬の迦葉山弥勒寺、東京の高尾山薬王院、京都の総本山鞍馬寺。
次の謎は「100倍のご利益!不思議の塔」。お釈迦さまの骨とされるものや経典・宝物が納められている仏舎利塔を囲むように建てられた百観音お砂踏霊は、100か所の寺の砂奉納されている。1周するだけで100か所をお参りしたご利益が得られるとされている。
薬王院に向かう途中で団子屋に立ち寄った。「くし(苦死)」を切って苦しみや災いをなくすという意味で、団子の串を切っていた。東京みたらしだんごや江戸甘味噌だんごを味わった。
四天王門をくぐり薬王院の境内に入ると、ご本尊を守る小天狗と大天狗の像があった。裕加さんオススメの開運アトラクションを巡る。願叶輪潜は、くぐって大錫杖を鳴らすと願いが叶う。八大龍王堂では、お金を洗うと金運に恵まれる。お札授与所では、腰や脚の健康を祈願する下駄絵馬や、人やモノとの縁に恵まれる諸縁吉祥守を購入。本堂の両側にも小天狗と大天狗の像があった。ご本尊の飯縄大権現は戦の神様で、上杉謙信や武田信玄も信仰していた。隣の愛染堂では、赤い糸で五円玉を結ぶと良縁に恵まれると言われている。本堂から階段を上がると天狗社があった。下駄を奉納すると足腰が丈夫になるというご利益がある。