シューイチ 中山のイチバン
ウナギの将来を救うもしれないビッグニュース。世界初。完全養殖ウナギ 試験販売。国産ウナギの多くはニホンウナギ。市場の99パーセントは養殖。天然のシラスウナギを河口で捕まえて成魚まで育てるというもの。ニホンウナギは2013年に生息環境の悪化やシラスウナギ減少などから絶滅危惧種に指定された。完全養殖ウナギの試験販売がはじまった。完全養殖は成魚が生んだ卵を孵化させふたたび成魚まで育てるサイクルを人工的に行うという。50年以上前から研究は続けられてきた。ウナギの生態については謎が多い。完全養殖ウナギを実現させたのは山田水産。民間では初となる。歴史的一歩の舞台裏に迫る。加藤さんが案内してくれる。完全養殖ウナギの研究を8年間続けてきた。2010年に国立研究開発法人水産研究・教育機構が世界ではじめてウナギの完全養殖に成功した。飼育施設を見せていただく。飼育室はエサの時間のみ電気をつける。シラスウナギの前の段階のレプトセファルスがいる。卵から孵化してレプトセファルス、シラスウナギ、クロコ、成魚となる。卵からレプトセファルス、シラスウナギの過程が一番難しいとされる。海水を使った飼育設備が充実している。8年前の設備は淡水だった。ウナギは海で産卵。海水を使える設備を整えた。淡水では孵化しない。ニホンウナギの産卵場所はマリアナ諸島沖の深海だ。何をエサにしているのか分からなかった。鶏卵、脱脂粉乳、ビタミン、タリウムを混合したもので育つことがわかったという。シラスウナギになるまでの生存率の低さが課題だった。生存率を上昇させた。安定させたという。凡事徹底をしたという。うなぎの駅で特別にいただくことに。山田水産の社長にうなぎを運んでもらった。完全養殖ウナギ 鰻重だ。試食した中山は「めちゃくちゃ脂乗ってますね。柔らかいのと脂の乗りが良いのとバランスが良い」などと話した。今回試験販売された完全養殖うなぎは約600匹。価格など、流通に向けては多くの課題が残されている。母数を増やし、2028年にはシラスウナギを10万匹にできるようにしたいとのこと。
