ZIP! SPORTS
ZIP!が様々なスポーツの生観戦の魅力を届ける「熱狂スタジアム企画」のコーナー。第6弾のきょうは、千葉で行われたアクションスポーツ世界最高峰の大会「Xゲームズ」を特集。今回は、パリ五輪で活躍した世界中の選手が千葉に集結。Xゲームズの会場には、子供たちがスケートボードやBMXを体験できるコーナーや、ダンスパフォーマンスや音楽ライブ、さらにはフードフェスのエリアもある。スケートボード女子ストリートに出場していた吉沢恋(15歳)と上村葵(15歳)がソフトクリームを買いに来ていた。赤間凛音(15歳)と星野凛乃(13歳)も合流して、4人で男子ストリートを観戦しに行くという。Xゲームズの魅力のひとつは選手との近さで、競技会場は本来、おわん形のパークが大きく広がっているが、(Xゲームズでは)おわんを半分に切ったような形にして選手とほぼ同じ目線で、しかも数メートル先で技を見られるように工夫されている。会場の大歓声は選手のプレーにも影響していて、BMX・パーク決勝では中村輪夢(22歳)がバイクを横に1回転させ、さらに逆回転でも1回転させるという超高難度の大技を披露し、会場も大興奮だった。Xゲームズの花形種目・スケートボード・バート・ベストトリックでも、Xゲームズで日本人初のメダリストとなった芝田モト(29歳)が“フロントフットインポッシブルリーン540”を世界で初めて成功させ、暫定1位になった。その直後、“15歳の世界王者”Gクーリーが“キックフリップボディバリアル900”を成功させ、逆転優勝。芝田モトは「お互いが敬意を持って、ああいう雰囲気になっている。実際は順位もあるけど、みんな良かったっていうのがXゲームズ」と語った。