国際報道 (ニュース)
中国では去年秋以降に住宅ローン金利引下げなどの手を打ったものの、失速が続いているという。先月までの不動産開発投資はマイナス11.2%となっていて、アメリカとの貿易摩擦が激化することが懸念される中で中国では内需拡大が課題となる。内需の根幹となる不動産不況が止まらないことから新たな対策が必要な状況という。記者の下村直人氏は消費者のマインドが今後小課題ではないか、不動産不況で建設が止まり住宅ローンを支払っていても物件が完成しないトラブルが横行したが、完成した住宅に販売を限定することは安心感につながることから中国政府も地方に対し完成済み住宅の販売を推進しているが、消費者のマインドを変えることが重要としている。
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