中国 天安門事件から36年 進む情報統制 訴え続ける人たち

2025年6月5日放送 4:17 - 4:22 TBS
TBS NEWS (ニュース)

36年前、自由と民主主義を求める学生や市民たちが天安門広場に集まった。政府は軍を出動させ、これを弾圧。多くの犠牲者が出た。天安門事件は、中国国内では今でもタブーになっている。張さんは、息子を天安門事件で失った。同じく事件で家族を亡くした人々とグループを立ち上げ、今も事件について発信し続けている。張さんは、中国共産党は天安門事件を隠蔽し、事件について人々が忘れるように仕向けているとする。政府の一方的な話を聞くだけではなく、目を見開いて頭を使って考える必要があると訴える。
2020年まで天安門事件の追悼集会が行われていた香港も厳戒態勢。香港国家安全維持法などで、反政府的な言動の取締を強化したうえ、親中派団体によるイベントで追悼集会は封じ込まれたかたち。香港の民主派団体「社会民主連線」は1日、街頭で演説を行い、自由を封じ込めようとする政府の政策を批判した。この日、警察は活動の様子を監視していた。香港では、最大の民主派団体「民主党」が解散することを決め、残された民主派はわずかで、社民連は限られたメンバーで毎週末街頭に立ち続けている。社民連・陳主席は、6月4日は、香港の言論の自由が大きく制限されている例といえる、できる限り声をあげ続けるなどと話した。


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