ズムサタ 週刊!まるごとニュース
フジテレビが社内説明会を開く。フジテレビの嘉納会長は「2人の判断いろんなところが至らなかったところがあると思う。まず最初にお詫びをしたい」。冒頭、謝罪から始まる。港社長が説明したのは前回の会見。「失敗したと思った。マスメディアのくせになぜカメラを入れないでやるんだと、本当に言われてみればその通りです」。先週金曜日、取材できるメディアは制限され動画撮影も禁止という形で会見が行われた。社員から経営陣の責任を追及する声もあった。港社長は「信頼回復のために対外的なアピールをしていく」と説明すると社員からは「具体性がない」と批判。フジテレビ社員から「全役員取締役の総退陣」という声があがった。この時会場から拍手が。「視聴者と株主とスポンサーにフジテレビ変わるんだな、真剣なんだなと思わせないといけない時でしょ今」。港社長は「言ってることはとても正しいと思う。そういう面もある。いまは言えないけどひとつの柱としてはあると思う」。進退について明言することはなかった。スポンサー75社がCM差し替えなどを決めている。キャッシュフローや会社の体力について問われると嘉納会長は「今のところ会社として蓄えがあるからそれは大丈夫」。フジテレビが社内説明会を開く。トラブル把握後も中居さんを起用したことについて。フジテレビ社員は「1年半も使い続けた。さらに新しい案件にも使い続けた、作らされましたよね。何も知らずに中居さんを出迎えて、ニコニコ打ち合わせをして頑張りましょうと作ってきました。この事案を知って、その番組を作りたかった人間がおそらくいない。どうしてあの段階で止めてくれなかったのか」。港社長は「ここでは答えることができません。当然そういった疑問や調査はあります」。嘉納会長は「客観的に見てその点での落ち度はあったと思う。初動で今後フジとしては中居くんと距離を置こうということをやるべきだったと思う」。説明会には社員の9割以上が参加。約4時間半夜遅くまで続く。関係者によると、フジテレビはCMをACに差し替えているスポンサー企業に対し「このような状況で広告料金をいただくことはできないと考え、今月末までの差し替えについては料金を請求しない」との連絡をしているという。記者会見はあさって月曜日午後4時から。