NHKニュース おはよう日本 (中継)
この時期の花といえば、やはり梅。東京都内の梅の名所から中継。早咲きの「冬至梅」は現在7分咲きの状況。湯島天満宮を象徴する梅の木。学問の神様が祀られていて、入試シーズンのこの時期は合格を願うたくさんの人々が訪れている。境内の梅は現在、ほとんどがまだつぼみ。受験生の合格を願って、満開の時の梅の映像を紹介。江戸時代から梅の名所として知られている湯島天満宮は時代とともにその姿を変えてきた。これまでの梅は昭和30年代に整備された。戦後、荒れていたのを有志が近郊の梅を集めて復活させた。しかし半世紀以上が経ち古い梅の木が老木化して年々、花をつける木が減ってきてしまっていた。そこで去年、再び梅園を整備し、半分が新しい木に植え変わっている。中央に向かって山を作ったことが整備のポイントで、梅の花が見やすくなった。石垣を新しく作り、座って梅の花を見上げて楽しむことができるようになった。梅園は去年、クラウドファンディングで1000万円以上の資金を集めて新たに整備された。戦後の時と同じように梅の花 を愛する人々の力で再整備された。神職・猿丸貴大さんに話を聞く。あすから「梅まつり」が開催され、見頃は今月中旬ごろだという。