ひるおび JNN NEWS
参院選敗北の総括を巡り、自民党は「解党的出直しに取り組む」などと明記した報告書を取りまとめた。午後両院議員総会を開き、公表する方針。森山幹事長ら執行部の進退が焦点となる。報告書には物価高対策や政治とカネなど自民党離れを招いた9つの要因が示されている。物価高対策としては給付金支給の決定が選挙直前までずれこみ、国民に説明する体制が取れず減税すべきとの野党の主張に対抗できなかったとしている。政治とカネの問題についても党に対する不信の底流となっていることを自覚し猛省しなければならないとしている。一方、内閣支持率の低迷により、党の体力が低下したとは記載するものの、石破総理ら執行部の直接的責任には踏み込まない方向。報告書は午後の両院議員総会で示される予定。