ひるおび JNN NEWS
石破総理はトランプ大統領との初めての首脳会談の地、アメリカ・ワシントンに到着した。トランプ大統領との会談では、経済、安全保障、国際情勢など幅広い分野で意見が交わされる見通しだが、第一次トランプ政権で駐日大使を務めたハガティ上院議員は「防衛費増額の約束について話し合いがおこなわれるだろう」との見方を示している。トランプ氏側から様々な要求が出ることが予想される中、石破総理は、日本がアメリカの雇用を支える「最大の投資国」だと一目で分かるようデータを記した地図やグラフを使って説明するほか、アジアにある米軍基地を地図上で示すことで、アジアの重要性を訴えるなど、両国の国益を高め合う意識の共有を図りたい考え。また、石破総理は「安定的なエネルギー供給」を要請する考えを示していて、アメリカ側も「LNG(液化天然ガス)をロシア産からアメリカ産に大きく置き換えるチャンス」だと話すなどウィンウィンの取引に結びつけたい考え。