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世界が認めた山口の3つの魅力を山口市から中継で紹介。1つめは「西の京」。西の京は、室町時代約200年にわたって治めていた大内氏の屋敷があった地域。京都に憧れていた大内氏が京都に似せて街を作ったという。室町時代から通りや区画はほとんど変わっていないという。竪小路は当時のメインストリートで、日本海と瀬戸内海をつなぐ最短ルートとして約600年前に作られた。2つめは「伝統工芸」。観光施設の山口ふるさと伝承総合センターでは、大内塗などの体験ができる。大内塗は器や人形が有名で、室町時代に誕生し貿易輸出品としても扱われた。中村民芸社・中村理恵さんが、大内塗の箸作りを指導。漆を塗った部分に大内氏の家の家紋をひし形で表した金箔を貼り粉末をかけ、完成。「大内塗体験」はGWの3・4日以外は事前予約制となっている。3つめは「山口の味」。山口の和菓子「豆子郎」を紹介。名物「山口ういろう」をもとにオリジナルのお菓子として作られ、県内12の直営店で販売されている。名古屋のういろうは米粉が使われており、豆子郎はわらび粉が使われている。