ワールドビジネスサテライト (ニュース)
石破総理大臣はAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に出席するため南米のペルーに到着した。すでに現地では米国や中国をはじめ、各国の首脳が集結し、首脳外交が展開されている。APECの首脳会議に先立って開かれた閣僚会議では関税の大幅な引き上げを主張するトランプ次期大統領の就任を念頭に保護主義的な動きへの警戒感がにじむ内容となった。太平洋を囲む21の国と地域が参加するAPECはGDP(国内総生産)の合計が世界の6割を占める。閣僚会議では自由貿易の重要性を確認した。一方、南米ではAPECに続きG20がブラジルで開催される。