自民新総裁決定!経済・市場の行方は? (自民新総裁決定!経済・市場の行方は?)
国会記者会館から中継。高市新総裁は今朝、東京・赤坂の議員宿舎にとどまっているとみられる。今週前半に自民党役員人事を固める方針を示しており、人事の検討を本格化させているという。自民党内では高市新総裁の選出に尽力した麻生最高顧問に礼を尽くす必要があるとして、幹事長などの要職に麻生最高顧問の義弟で麻生派に所属する鈴木総務会長の起用が取り沙汰されている。このほか、総裁選に立候補した4人についても要職への起用に含みを持たせている。こうした中、焦点となっているのが連立の拡大で、交渉相手としては日本維新の会と国民民主党が有力視されている。日本維新の会・吉村代表は社会保障改革と「副首都」構想の実現が連立の条件になるとの考えを示した。国民民主党・玉木代表もエネルギー政策や憲法、安全保障政策といった基本政策について、高市氏との一致点はあると述べ、連立への協議に応じることは否定していない。ただ、日本維新の会として念頭にあったのは小泉氏が新総裁だった場合で維新側としても戦略の練り直しが迫られている。一方、国民民主党は玉木代表や榛葉幹事長などの幹部が麻生氏とのパイプを持ち、関係も良好。しかし、支援組織の「連合」が自民党との連立に反対しているため、簡単には進展が期待できない。