グッド!モーニング GOOD!いちおし
きょうのテーマは「赤城乳業、大人気の工場見学」。年間販売本数4億本にもなる国民的アイスキャンディー「ガリガリ君ソーダ」や、みかんの果肉がごろっと入った「ガツン、とみかん」、今年6月にはペット栄養管理士と共同開発した愛犬用アイス「ワンワン君」を発売するなど、ロングセラー商品から日常を彩るものまでたくさんのアイスを生み出している赤城乳業。埼玉県にある本庄千本さくら「5S」工場では工場見学も実施していて、月の予約が30分で埋まる人気施設。ガリガリ君の秘密を探りながら人気に迫る。
赤城乳業・高田恵里佳さんが工場見学を案内。氷店“ヒロセヤ”から1961年に赤城乳業になり、1964年に「赤城しぐれ」を販売。1980年、片手で食べられるかき氷として“大社長”を発売。かき氷に棒を刺すだけでバラバラになったり、崩れ落ちてしまう問題が出た。社員が貝は柔らかい身を硬い貝殻で守っていることに気付き、かき氷をアイスキャンディーでコーティングすることを考えた。1981年、「ガリガリ君」が誕生。工程を紹介。パッケージには社員がイメージした中学生のガキ大将が描かれている。現在はプロのデザイナーが手掛けていて、可愛がってもらえるように小学生に若返っている。
赤城乳業・高田恵里佳さんが工場見学を案内。「ガリガリ君」の人気の理由を語るのに欠かせないのが豊富な種類。年間を通して販売しているのはソーダ味、コーラ味、グレープフルーツ味。それ以外の商品はシーズンフレーバー。コーンポタージュ、クレアおばさんのシチュー、ナポリタン味と衝撃的な商品を発売。アイス売り場を賑わせたいと、フルーツから衝撃の惣菜系まで色んな味を生み出し、その数は160種類以上にもなる。2023年ガリガリ君人気TOP3:1位・ソーダ、2位・梨、3位・九州みかん。「ガリガリ君梨」は細かな氷の粒で梨のような食感が楽しめる。「ガリガリ君九州みかん」はくまモンとコラボし、大きめの氷の粒で後味さっぱり。8月20日に発売した新商品「大人なガリガリ君もぎたてぶどう」は、収穫して24時間以内に搾汁した果汁を33%使用。
赤城乳業・高田恵里佳さんが工場見学を案内。「ガリガリ君」の製造工程を見たり、プロジェクションマッピングで体感できたりもする。見学の最後にあるガリガリ君広場ではここでしか買えないグッズや、願い事を書いて入れるガリガリ君大仏などが人気だが、中でも一番盛り上がるのが好きなアイスが20分間食べ放題。中にはもう販売されていない商品もある。赤城乳業本庄千本さくら「5S」工場の工場見学は完全予約制、無料。