ザ!世界仰天ニュース ザ!世界仰天ニュース 2時間SP
糖質制限を始めて3年、体に異変が起きていく。まずは自分の身体から甘酸っぱい臭いがするようになり体臭がキツくなったのだ。体臭の正体はケトン体。エネルギーを得るため脂肪を分解すると血液中に放出されるのがケトン体。甘酸っぱい臭いの原因となり体臭や口臭がキツくなる。さらに顔が老けたように感じた。体にとって悪い脂質の過剰摂取によって腸内で悪玉菌を増やしてしまうこともあり、老化と深い関わりがあるとされている。やがて頭がボンヤリすることが多くなった。極端に糖質を制限すると脳の働きが低下する。彼女も諸症状に気づいていたが痩せていることへの満足とリバウンドの恐怖から無視していた。ある朝、ついに恐ろしいことが。右腕と右足に力が入なくなり、携帯電話を取ろうとしても届かない。しばらくして動くようになりタクシーで病院へ。MRI検査を行うと一過性脳虚血発作と判明。脳内の血液の流れが一時的に悪くなり起こる、脳梗塞の前兆とも言われる。原因は過度な糖質制限で肉など脂質を摂りすぎて脂質異常を起こし血液がドロドロになった結果、脳に酸素が送れず一過性脳虚血発作を起こした。その後、脂質を抑え炭水化物を摂取する食生活に戻した。すると17kgもリバウンドしたという。それから19年、すっかり痩せていた。日比野さんの1日の献立。ポイントは3食の量を減らし間食で補い空腹状態を減らす。
- キーワード
- 一過性脳虚血発作