2025年6月10日放送 21:00 - 22:54 日本テレビ

ザ!世界仰天ニュース
…刑事に恋した女性!彼のためウソ自白で15年地獄!糖質制限で命危機

出演者
笑福亭鶴瓶 杉原凜 野呂佳代 佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE) ゆいP(おかずクラブ) 瀬戸康史 中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 
(オープニング)
今夜は...

今夜「女性たちの仰天事件SP」第1段。

ザ!世界仰天ニュース 2時間SP
人気の糖質制限ダイエットで…命の危機!

炭水化物を控えるダイエット「糖質制限」。しかし糖質制限ダイエットで命の危機。日比野佐和子さんはエイジングケア専門の医師。1970年、産婦人科医の父と代々医者家計の母の間に生まれた3人きょうだいの真ん中。小学4年生で155cm、50kgとがっしり体型だった。そして小学6年生の時に転機が。医師のおじとおばが留学するアメリカへホームステイすることに。2つのカルチャーショックが。それは食べ物がデカ盛り、食べている人もデカいこと。それを見ていると、どこからともなく食欲が。すぐに彼女の胃袋がアメリカに馴染んだ。帰国後も胃袋は変わらず。 中学3年生で体重は57kg。弟の容赦ない言葉で重大なことに気がついた。それは日本では大きめってことに。そうしてダイエット人生が幕を開けた。まずやったのはりんごだけダイエット。その結果、ダイエットは成功。自分へのご褒美により、さらに激しい食欲でリバウンド。考えたのは大好きなチョコ菓子だけダイエット。かなり不健康だが体重は落ちた。でも代謝を下げる成分で下半身がむくんだ。そこでラップぐるぐる巻きダイエット。その後も体重が増える度に色んな〇〇だけダイエットに挑戦し体重の浮き沈みを繰り返しながら、同じぐらい勉強も頑張り医学部へ進学した。そこで運命の出会いが。すぐに2人は恋に落ちた。大学を卒業し彼女は眼科医に。29歳の時に彼がアメリカ留学。これを機に結婚。すぐに胃袋がアメリカナイズ。体重が17kgも増量。しかし帰国すると周りの女性は細い。そこで数年ぶりにダイエットを決意。当時、アメリカで流行していたダイエットを発見。それが糖質制限ダイエット。 米や麺などを抜く代わりに肉などのたんぱく質や脂質は積極的にとっていい。

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日比野佐和子

糖質が体に入ると血糖値が急激に上がる。糖を脂肪細胞に取り込むインスリンが多く分泌され、多く分泌されると多くの糖を脂肪に変えてしまう。炭水化物を抜くとインスリン少なく脂肪細胞への糖の取り込みが少ない。さらに糖質の摂取量が減ると中性脂肪などを分解しエネルギー源を作り出すので体脂肪が減る。体重は14k減量した。そのため毎日のように肉だけを食べ続けた。そんな生活を3年ほど続け体に恐ろしい異変が。

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厚生労働省日比野佐和子
スタジオトーク

スタジオでは絶体絶命のピンチについて。ゆいPは家のベランダに鳩が住み着いたこと、佐野はタイで人気のない路地に入り20匹くらいの犬、中務は知らないおじさんとエレベーターに閉じ込められた。

人気の糖質制限ダイエットで…命の危機!

糖質制限を始めて3年、体に異変が起きていく。まずは自分の身体から甘酸っぱい臭いがするようになり体臭がキツくなったのだ。体臭の正体はケトン体。エネルギーを得るため脂肪を分解すると血液中に放出されるのがケトン体。甘酸っぱい臭いの原因となり体臭や口臭がキツくなる。さらに顔が老けたように感じた。体にとって悪い脂質の過剰摂取によって腸内で悪玉菌を増やしてしまうこともあり、老化と深い関わりがあるとされている。やがて頭がボンヤリすることが多くなった。極端に糖質を制限すると脳の働きが低下する。彼女も諸症状に気づいていたが痩せていることへの満足とリバウンドの恐怖から無視していた。ある朝、ついに恐ろしいことが。右腕と右足に力が入なくなり、携帯電話を取ろうとしても届かない。しばらくして動くようになりタクシーで病院へ。MRI検査を行うと一過性脳虚血発作と判明。脳内の血液の流れが一時的に悪くなり起こる、脳梗塞の前兆とも言われる。原因は過度な糖質制限で肉など脂質を摂りすぎて脂質異常を起こし血液がドロドロになった結果、脳に酸素が送れず一過性脳虚血発作を起こした。その後、脂質を抑え炭水化物を摂取する食生活に戻した。すると17kgもリバウンドしたという。それから19年、すっかり痩せていた。日比野さんの1日の献立。ポイントは3食の量を減らし間食で補い空腹状態を減らす。

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一過性脳虚血発作
検証!血糖値をコントロールしたら痩せる!?

食べることで血糖値がどう変化するのか。血糖値を急激に上げないことがダイエットに効果的。実は食物繊維やたんぱく質、脂質などは先に食べると糖の吸収を緩やかにする。

さらに食事の摂り方以外にも血糖値を上げにくくすることが。食後30分後に運動をする。すぐに運動すると急激な血糖値の上昇につながってしまう。

好きな男性を喜ばせたい…地獄みた女性

2003年、滋賀県の病院。植物状態の患者がいて、定期的な痰吸引が必要だった。当時、監護助手だった女性。患者が心臓停止していた。呼吸器は正常に作動していないとアラームが鳴るが、鳴っていなかった。呼吸器が正常に作動していたが患者の心臓が止まっていた。そして看護師は呼吸器が外れていたと嘘をついた。医師からは2時間おきのたん吸引の指示があったが通例としてアラーム後の対処でも大丈夫と認識で2時間おきのたん吸引をしていなかった。動転したのか咄嗟にたん吸引を怠った追求を恐れたと思われる。これが看護助手の女性の人生を帰る大事件と発展する。患者の脂肪が確認された。呼吸器の外れ、地元警察が捜査を始めた。呼吸器には異常がなかった。となれば呼吸器が外れればアラームが鳴るはず。司法解剖の結果、死因となる疾患は見られなかった。結果、解剖書には人工呼吸器の停止、管の外れなどにより酸素の供給欠乏が起きたことが原因と判断されると書かれた。実は事前情報が解剖医の判断に影響した可能性がある。看護師に業務上過失致死の疑いが強くなった。医療行為の行い得ない監護女子の女性は隠蔽の関与の疑いがもたれ厳しい取り調べが行われた。仮眠室にも看護師がいたが誰もアラーム音は聞いていない。捜査は暗礁に乗り上げたと思われたが1年後、事態は動き出す。滋賀県警は捜査一課の刑事を捜査の担当にした。任意での取り調べが始まり、恐怖でアラーム音を聞いたと言ってしまった。ここで刑事が助成に対する態度が変わり優しくなった。そして2日に1回ほどのペースで呼び出し世間話を繰り返した。2カ月で23回、調書はわずか3回。女性は徐々に心を開いていく。女性は後に発達障害・軽度の知的障害ありと診断される。兄2人は勉強がよく出来たため劣等感を背負って生きてきた。友人も少なく、かまってもらいたいがために小さな嘘をつくことも。刑事はそんな女性の話を親身に聞いた。そして刑事に掛けられれた優しい言葉に女性は恋心を抱いてしまった。病院関係者から看護師の状況を聞くと厳しい取り調べによりノイローゼ状態だという。女性は看護師が好きだったが自分の証言で苦しんでいる。アラームは鳴っていなかったという手紙を提出したが女性は嫌われた、大好きな看護師も救えないと思いまさかの行動に出る。

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滋賀県滋賀県警察

女性は自分がチューブを外したと自白し業務上過失致死と殺人となり2004年7月6日に殺人容疑で逮捕された。自分でチューブを外したとしても疑問が残った。それはアラーム。警察は辻褄合わせを始めた。呼吸器の点検技師に詳しく話を聞くと消音ボタンでアラーム音を消せると突き詰めた。呼吸器に触れることすらない看護助手。警察が考えたすオーリーは予想外のものだった。呼吸器を外した女性がすぐに消音ボタンを押し、再度消音ボタンを押しアラームを鳴らなくし計3回繰り返しチューブをつなぎ犯行の痕跡を消したという極めて複雑な殺害方法。すぐに弁護士を依頼し逮捕2日後から接見開始。

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滋賀県警察
スタジオトーク

スタジオでは信じて騙されたことについて。野呂は愛犬に騙されたと明かした。

好きな男性を喜ばせたい…地獄みた女性

接見禁止で家族と会うこともできず弁護士と刑事のどちらを信じればいいか分からなかった。彼女は刑事を信じた。警察のストーリーに沿った供述書が作られた。最後の取り調べで彼女の心は完全に刑事に奪われていた。女性は両親と約1カ月ぶりに再会。そこで刑事の呪縛が解ける。その後、裁判に向け殺していないと否認する意思を固めた。第1回公判の3日前、刑事は余罪を調べるという名目でやってきた。起訴後の取り調べは異例の事で否認するかどうかの探りだったと思われる。刑事は言うとおりに手紙を書けと良い女性は言う通りに書いてしまった。そうした彼女は第1回公判で否認することが出来なかった。第2回公判でようやく否認し無罪を主張し続けた。大津地方裁判所は任意の取り調べで自白した事実から自発性が高いと判断。殺人罪で懲役12年の実刑判決がくだされた。両親は女性が人を殺すとは思えなかった。そこで裁判のやり直しを求め弁護士を訪ねた。2人だけで署名活動を行った。裁判のやり直しは極めて難しい。2012年春、別の弁護士に2回目の再審請求を依頼。それが井戸謙一弁護士だった。2006年に日本で始めて原発差止めを言い渡した元裁判官。これまでの経緯を聞いた弁護士はすぐに裁判のやり直しを求めた。情報収集をしている中で弁護士は大きな疑問を抱く。それは解剖鑑定書。患者のチューブが恥じれていたことを前提に酸素供給欠乏が原因とされていたが、女性が逮捕される前に看護師は取り調べで証言を覆していた。そこで解剖鑑定書作成時の前提が崩れていた。最終的な判決は鑑定書の結論だけを採用していた。さらに3分の酸素供給停止では心臓は止まらないと判明。専門医に解剖鑑定書をみせると致死性不整脈の可能性が高いという。決定的な証拠だった。2017年8月24日、女性は12年の刑を終え出所。女性は37歳になっていた。再審開始が決定した。2020年、無罪判決が言い渡された。大津地裁は自然死の可能性が高いと判断した。そして無罪が確定した。逮捕から15年の年月が経っていた。大津地裁は捜査段階で警察による不当な誘導が伺えると捜査手続きで問題があると厳しく指摘した。裁判長は異例の言及をした。

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原発を止めた裁判官―井戸謙一元裁判官が語る原発訴訟と司法の責任大津地方裁判所滋賀県警察現代人文社

無実の罪で12年間服役していた女性。弁護士は取り調べは弁護士立ち会いで行われるべきと主張している。冤罪事件は二度と起きてはならない。

ストーカー被害のキャスター 誹謗中傷からまさかの大逆転

女性は仕事で知り合った男性からひっきりなしに電話がかかってきていた。それはストーカーとも思える回数。女性はスポーツキャスターとして業界で注目の存在だった。さらに歌手活動も。2年ほど前、女性は久しぶりに会った男性と連絡先を交換。それから頻繁に連絡を来るようになり、2人で食事をすることもあった。女性にとってあくまで友人だったが、男性にとってはそう思っていなかった可能性がある。思いに食い違いがあるあったのか連絡が常軌を逸した回数になっていた。多い日で1日100件以上。拒否しても何度もかかってくる。やがて脅し・脅迫のようなメールが届くように。近くで起きたストーカー殺人が他人事とは思えず警察に相談。その1週間後、警察はストーカー容疑で逮捕した。脅迫に当たるとして脅迫罪で罰金30万円に。これで元の生活に戻れると思った。地元でちょっとしたニュースになった。そして本当の地獄が始まる。書き込みが溢れていた。実は逮捕直前に男性はブログに嘘つき・金を使い込まれたと書き込みをしていた。14回電話、メール3通とあるが脅迫罪として認められた数でストーカー行為として訴えた数百件のうちのごく一部だが、それだけでストーカーを訴えた・悪いのは女の方と一部ネットユーザーたちにより拡散されていた。さらに名前・顔まで特定され女性の方が悪と盛り上がっていた。

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上毛新聞伊勢崎市(群馬)
スタジオトーク

スタジオでは好きになって失敗したことについて。ゆいPは初彼氏とのデートでジャージを着ていき彼氏が相談していたことが分かってしまったこと、瀬戸はやきもちを焼くことがあるという。

ストーカー被害のキャスター 誹謗中傷からまさかの大逆転

ストーカー行為で捕まった男性。1か月後、自宅で急死したという。

画面に広がっていたのは想像を超える誹謗中傷。間違ったウワサはその後もネットを通して広がり正義の名のもとに彼女を責めた。専門家によるとネットの誹謗中傷の多くは正義を動機にしていることが多いという。つまり多くの誹謗中傷は自分が正しい側であるという意識で満たされる自己肯定感と共通の悪への攻撃で孤独や劣等感を払拭できることなどを理由に行われている。そして仕事にも影響が出始める。ネット上のウワサでもスポンサーなどは敏感に反応することが多い。さらに彼女が追い詰められたのは個人情報の流出。警察に相談するもコメントを見ないほうが良いと言われる。注文していない荷物が届いたり、見知らぬ人が訪ねてくることもあった。嫌がらせはエスカレートしていく。

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山口真一
スタジオトーク

スタジオではSNSで困ったことについて。ゆいPはダイエット失敗して炭水化物抜きダイエットはこんな目に合うとアンチの声があったという。佐野は実家の写真がSNSあがっていたという。

ストーカー被害のキャスター 誹謗中傷からまさかの大逆転

誹謗中傷や嫌がらせはエスカレートしていく。そんな生活が2年も続き限界だった。その時だった。自宅で荷物の整理中、祖父の遺品から経本を見つけた。実は祖父は天台宗の僧侶。ふと手に取った経本のある一文が目に止まった。誹謗中傷で正体の分からない相手を怨み続けていた女性。

女性は驚くべき決断をする。ストーカー行為や誹謗中傷、イジメなど怨みの連鎖が続く中、この経験や苦しみは何かに役に立つのでは、自分の中にある全ての怨みを捨て去ろう、僧侶となり自分と同じ思いをしている人の支えになろうと考えた。女性は髪を剃り比叡山延暦寺で60日間に及ぶ修行を行った。その名を高橋美清に変えた。執拗に誹謗中傷を繰り返していた人物を特定し直接会うことに。

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比叡山延暦寺
ドールハウス

映画「ドールハウス」の告知。6月13日公開。

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ドールハウス東宝
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