- 出演者
- 笑福亭鶴瓶 杉原凜 小峠英二(バイきんぐ) 若槻千夏 奥平大兼 見上愛 村上信五(SUPER EIGHT)
今夜は超偏った食べ物を食べて恐ろしい症状に苦しむ2人の女性。
この人怪しい!と思う人は?との質問。村上は目が合わない人、小峠は白い半ズボンのオジサンと答えた。
消費者庁によるといわゆる霊感商法の相談件数は2012年度は3267件で2016年度から減っているものの1200~1500件を推移していて注意が必要。
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- 消費者庁
2011年、関東地方。極端なダイエットをする40代の女性の食事はこんにゃくと野菜のみ。このメニューを4ヶ月続け16kgも減量していた。もともと甘い物が大好きな彼女は後輩の差し入れのドーナッツを貰った。1個だけと思いドーナッツを口に入れると衝撃を受け幸福感に包まれた。仕事が終わった途端、職場を飛び出しスーパーマーケットでドーナッツを買った。この時、ダイエットより気持ちが勝っていた。実家暮らしだった彼女は両親と姉と一緒に暮らしていた。4ヶ月前、彼女がダイエットを決意したのは妊婦の妹と変わらない自分に衝撃を受けたからだった。家族の前でダイエットを宣言したので家族の前で甘い物を食べる姿を見られたくなかった。彼女の脳は甘い物でいっぱいになり今まで味わったことのない飢餓感が出た。パフェが目の前に来ると飲み込むように頬張った。女性は甘い物を食べると活力が湧き気分がいいのでまた甘い物が食べたくなった。リバウンドしてしまうと感じた彼女は母親にダイエットをやめると話した。家で食べれば太っても違和感はないと考え、甘い物を食べるためのカムフラージュにした。彼女はトイレに篭り思う存分甘い物を食べた。やがて彼女は休憩の1時間を毎日甘い物で費やした。やがて仕事中も菓子パンを潰してポケットに入れ菓子パンにかじりついた。2時間以上甘い物を食べられないでいられそんな自分に恐怖を感じていた。それは食べた直後に幸せな感覚があったからだった。2ヶ月が過ぎ、体重も7kg増えた。電車の中ですら食欲が抑えられず1日に1万円を超えた。ドーナツを食べてからおよそ3ヶ月、朝起きるのが辛くなり体が重く頭が回らない。家族は痩せていたときより健康的に見えたため異変に気付かなかった。手に力が入らなくなり着替えるのも億劫になり制服に上着を羽織って出勤。1時間おきにトイレに駆け込んでは甘い物を口に入れた。お金がなくなり甘い物が買えなくなると家族が寝静まるまで待ち甘い料理を作った。
甘いものに心も体も蝕まれた女性。それは薬物中毒のようだった。手の痙攣が止まらなくなったので調べると自分と同じ症状から救われたという情報を得た。その病院で血液検査を行うと医師の口から驚きの言葉が。
病院で血液検査を行うと重度の低血糖症による砂糖依存だと判明した。別名・甘い物中毒。砂糖を大量にとらないといられない症状で砂糖はマイルドドラッグと言われるほど高い依存性があるとされる。健康体であれば甘い物を食べても一定量で満足するが極端なダイエット、妊娠・出産、成長期に砂糖で中毒症状を起こし依存になる。糖分を体に入れると血糖値が緩やかに流れ上がった濃度を下げるためインスリンというホルモンが分泌。血糖値が再び安定する。しかし、糖のとりすぎによって血糖値が急上昇するとインスリンの分泌量が増え血糖値が下がりすぎてしまう。それが続いてしまうのが低血糖症だった。下がりすぎた血糖値を上げるため体の外から糖分を欲するようになる。
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- 砂糖依存
溝口徹医師は砂糖依存について「彼女の場合は過激なダイエットを繰り返し血糖値を安定化させるホルモンなどが乱れてしまった。そして不安定になっているところに大量に食べ物で糖質が入った事によってよりその乱れが大きくなって色々な症状を引き起こしてしまうことになりました。小麦に含まえている物質が脳にとってすごく依存をつくる作用を持っているのでクッキーだとかパンだとか小麦を使った糖質は依存を作りやすい」と話した。女性の治療法はオーソモレキュラー療法。75gのブドウ糖を飲みその後の血糖値の値を5時間かけて調べる糖負荷検査を行う。さらに60項目以上の精密な血液検査で足りていない栄養素を解析し医療用サプリで補う。処方されたサプリを飲み続け砂糖の呪縛から逃れる事ができた。
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この女性は毎日、牡蠣を食べていた。しかも3食。以前、胆のうに石ができ食生活を見直すよう言われていた。女性はそこから食生活を見直しハマったのが牡蠣。牡蠣は血中コレステロールを下げ胆石の成長を抑える効果がある。さらにヨーグルト。毎日3食、食べる遼もどんどん増える。さらに食物繊維が豊富に含まれている大豆は胆石予防に効果があるといわれている。一応、食パン・チーズも食べるも食事は5品だけ。仕事中、両足に違和感。やがて両手・両足にしびれ。症状は日に日に強くなった。そして歩行困難に。
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手足がしびれ歩行困難になった女性。脳神経外科でMRI検査を行うも、整形外科でレントゲンをとるも異常はなく誰も偏食のせいだと分からず。総合病院でMRI検査・髄液検査・血液検査を行った。するとMRI検査で異常が。脱髄ちょは脊髄の神経細胞を守る髄鞘が剥がれている状態。医師が考えたのはビタミンB12の欠乏に類似していた。だが血液検査でビタミンB12を調べると予想外の結果が。
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映画「国宝」は2025年6月6日公開。
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しびれ・歩行困難の原因が分からず血液検査でビタミンB12を調べると正常。血清銅は血液中の銅の量のことで基準は70~130、女性は43と著しく低下していた。銅はレバーやナッツ類などに多く含まれるミネラル。鉄分を運びヘモグロビンの合成や神経伝達物質の生産を助ける役割を担っている。その血清銅は低下していた。銅欠乏性ミエロパチーは体内のエネルギーを作る神経の機能維持に関わる酵素が十分に働くことができなくなることで脊髄神経系に障害が起こり手足の感覚異常や歩行障害が現れる病気。医師は普段の自炊状況を聞き驚きの食生活を知る。単純計算で年間7300個以上の牡蠣を食べたことになる。牡蠣の過剰摂取を聞き医師は銅が不足している原因は亜鉛の過剰摂取だと告げる。牡蠣には亜鉛が豊富に含まれている。亜鉛は細胞の生成を促し傷を直すなど免疫機能を維持する役割があるが、取りすぎると銅欠乏が起こる。彼女は摂取目安の8倍以上をとっていた。しかも5品しか食べない食生活を5根rん以上続けていた。
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- 牡蠣銅欠乏性ミエロパチー
「音道楽EXPO」の番組宣伝。
映画か「」く「」し「」ご「」と「は5月30日全国公開。
毎日牡蠣を食べ続け偏食生活を5年以上も続けていた女性。足のつっぱりを軽減する薬を服用し、バランスの取れた病院食を食べて過ごし入院して経過を見た。約1か月後には銅の値は正常に戻った。しびれ・つっぱりは残っていたが回復に向かうと思われる。もしこの食事を続けていたら脊髄の障害が悪化し下半身不随になっていた可能性がある。エンディングテーマ:エルトン・ジョン&ブランディ・カーライル「天使はどこに」のMVが流れた。
「ザ!世界仰天ニュース」の次回予告。
news zeroの番組宣伝。「速報 備蓄米の受付“一時停止”」。
「恋は闇」の番組宣伝。