女性は仕事で知り合った男性からひっきりなしに電話がかかってきていた。それはストーカーとも思える回数。女性はスポーツキャスターとして業界で注目の存在だった。さらに歌手活動も。2年ほど前、女性は久しぶりに会った男性と連絡先を交換。それから頻繁に連絡を来るようになり、2人で食事をすることもあった。女性にとってあくまで友人だったが、男性にとってはそう思っていなかった可能性がある。思いに食い違いがあるあったのか連絡が常軌を逸した回数になっていた。多い日で1日100件以上。拒否しても何度もかかってくる。やがて脅し・脅迫のようなメールが届くように。近くで起きたストーカー殺人が他人事とは思えず警察に相談。その1週間後、警察はストーカー容疑で逮捕した。脅迫に当たるとして脅迫罪で罰金30万円に。これで元の生活に戻れると思った。地元でちょっとしたニュースになった。そして本当の地獄が始まる。書き込みが溢れていた。実は逮捕直前に男性はブログに嘘つき・金を使い込まれたと書き込みをしていた。14回電話、メール3通とあるが脅迫罪として認められた数でストーカー行為として訴えた数百件のうちのごく一部だが、それだけでストーカーを訴えた・悪いのは女の方と一部ネットユーザーたちにより拡散されていた。さらに名前・顔まで特定され女性の方が悪と盛り上がっていた。