イット! (ニュース)
東京・台東区浅草の鷲神社の参道を埋め尽くす人。開運や商売繁盛を願い江戸時代から続く伝統行事「浅草 酉の市」。境内に並ぶのは縁起物の熊手を扱う屋台。福をかき集めるという意味が込められたさまざまな熊手を並べた屋台が100店舗ほど連なり、フクロウや小判など縁起担ぎの飾り物が施され、中には大谷翔平選手&愛犬・デコピン。正月準備の始まりをつげる秋の終わりの風物詩。そんな酉の市会場で響き渡るのは手締め。金運などを祈願する。きょうは三の酉で今年は最後。長國寺の境内では動きが。人の背丈以上の大きな熊手。購入した女性は「札幌から来た。輸送してもらう。毎年」と話した。女性は年々大きいものを求める傾向にあるという。また、ある男性は熊手が大きくなるにつれ会社の業績がアップしているという。みなさん毎年大きな熊手を購入することで収入や業績が右肩上がりになるようにとの願いを込めているようだった。そして、伝統の酉の市会場にも変化が。多くの外国人観光客の姿。店員も英語で接客。熊手の販売は深夜まで開いているという。