週刊フジテレビ批評 (特集)
「日枝久相談役の不在と報道機関としての説明責任」への視聴者の声を紹介。フジテレビの会見では日枝久相談役が欠席し、嘉納修治前会長らは今後も日枝久相談役が公の場で説明責任を果たす場を設けるかについて本人が考えることであり自分達が打診することは考えてもないとした。石田らは報道機関としての説明責任について、影響力があろうが一人に責任をなすりつけるのは間違いであり、一人の人間が重要ポジションに居続ける理由を明かしフェアにしたうえで誰に責任があるのかフラットに考えていく必要があるなどと伝えた。石田らは新社長に清水新社長が選ばれた理由について会見では合議で皆で決めたという説明になってない回答がされ、人権問題について理解がある人材が今回の場合では求められているにも関わらず、そこに説明がないは業界全体が考えていく問題などと伝えた。音らは放送番組において検証番組も含めて最終責任は経営トップにあり、検証番組にどう独立性を担保させるのかなどが経営に問われ、それに向き合える経営陣が今必要になっているなどと話した。
「10時間会見を放送し続けたことの是非」への視聴者の声を紹介。フジテレビは怒号が飛び交う会見の一部始終を10時間24分放送し続けた。音らは今回のフジテレビの会見は記者会見とは何なのかというものを考えさせられる会見であり、フジテレビについては関心を持ってくれている視聴者の声を大切にするべきなどと語った。椿原らは長時間会見放送に対してフジテレビ側を心配するメッセージを寄せてくれた視聴者に向けて感謝を伝え、検証番組としての役割を果たしていくなどと視聴者へ宣言した。